故 郷 の 風 景Souvenir Note
いつの間にか故郷で過ごした時間より、こちらの暮らしが長くなりました。
その年月に比例するように郷愁も深まります。
そんな思いを込めた故郷の風景です。


〜 母校を訪ねて 〜
下記の写真から、現在山村留学受け入れ校となった小学校(左)
牛舎になった旧中学校(右)のアルバムにそれぞれリンクしています。

銀上小学校 牛舎になった学び舎(銀鏡中)

若葉が燃え立つ春、同級生とともに遠い日の学舎を訪ねる旅に出た。前夜からの悪天候に着陸が危ぶまれた宮崎空港は、眩しい太陽が輝き、久しい再訪を歓迎してくれているようだった。
故郷と地方を結ぶ拠点となってくれているAさんの案内で、車で走ること2時間余り。山肌に沿うように残る廃校で、私たちを温かく迎えてくれたのは、牛舎の匂いと牛の鳴き声だった。
卒業以来はじめて訪れた学舎はすっかり朽ちかけ、教室や運動場は飼育場になり、当時の花壇や羊小屋は雑草の山となっていた。そこで牛の世話をしている村人と当時の思い出話に花が咲き、しばし純朴な中学生に還った母校の庭でした。(1999.4)
牛舎になった校舎
牛小屋になった教室と中庭
職員室の屋根
元職員室の屋根は苔生して…
牛さんのお迎え
うれしい牛さんのお出迎え…
校舎の前で
母校に立ち感激の昔中学生…


遥かな山の風景 〜 生誕地を訪ねて 〜

〜紫陽花の想い〜

6月生まれの私は、生まれた庭にも紫陽花の花は咲いていたのだろうかと、記憶にない生家を無性に訪ねたくなり、故郷へ発った。

先導役を買って出てくれたいとこの案内で、山深い奥日向の、消えかけた踏み立て道を登ると山間の小さな沢沿いに「生家跡」はあった。
戦地から戻り、そこで焼き畑をしながら暮らし、周りを木馬路が廻り、山道を這い這いしながら登る幼い私がいたことなどを、同伴した父が懐かしそうに語っていた。

長い年月の行方は、夢に描いた生家の面影を跡形もなく消し、来訪を待ってくれたかのように咲く山紫陽花に似た白い花が新緑の沢に連なっていた。この地を出発点とした若い両親とそこに遊ぶ記憶にない自分の姿が重なり、穏やかな初夏の陽射しに心和むひとときだった。(2001.5)
谷に咲く花
---藪と化した生誕地↓その場所から臨む山↑---
生家跡の谷
アルバム一覧
(ここをクリックで下記のアルバム一覧へ。)
椎野紫陽花ロード ふるさと・夏 ふるさと・秋 ふるさと・春 西都原古墳 鶴富屋敷
ふるさと+椎野
紫陽花ロード

ふるさと・夏
(2002.8)
ふるさと・秋
(2002.10)
ふるさと・春
(2003.3)
西都原古墳
(西都市)
鶴富屋敷
(椎葉村)

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