今は雛を出すことすらしません。

 

 

00/3/16(木) am あんまりたくさん来られても
今日は塾のバイトだったが、想像を絶する大変さであった。

今日から春期講習だったのである。簡単なテストをやって、その答え合わせをやりながら、生徒に勉強法などの方向指示をやるという授業だった。連続2コマ(1コマ70分)。

とりあえずその日に使う教材を作るために前もって塾に行って1時間下準備し、さらに予習で1時間半が費やされている。だけど時給は2000円。こんなんでいいのだろうか。

そして今日行って出席簿を見たら、これがまたすごかった。生徒数17人。欠席連絡されている生徒も含めたら20人もいるではないか。私が今までやった授業の中で最大の人数だ。これはどういうことなのだろうか。

塾で一番大きな教室の机が残らず埋まった。普通は2人掛けの長机に1人ずつ座っても十分余裕があるのに、今日は2人がけに2人座る机もあった。動揺していたので、授業で正解した生徒をめちゃめちゃほめていた気がする。これはいったい何だろう。

授業後、質問に来る生徒や、課題を置きに来る生徒や、とにかくたくさん生徒が自分のところに来てパニックに陥る。おろおろするし回収したプリントも妙に分厚いし、持ちきれなくて親切な生徒に持ってもらった。おいおい、どういうことだ。

そのあとも大変であった。うちの塾では1時間ごとの授業の感想をひとりひとり書いてもらい、それを回収して講師がコメントする。コメントしなきゃ行けない感想の紙が17枚もあって、2時間連続だから、17×2で埋めねばならぬコメント欄は合計で34もあった。軽く普段の約3倍。何なんだ、いったい何なんだ!

混乱の中でとりあえずペンを走らせる。 そのうちに、専任講師の先生も事務のKさん(お姉さんのあとに入ってきた新しい事務の人。たぶん30代前半〜半ば)もどんどん帰っていく。気づいたら上司(こっちもこないだ来たばかり。30代後半〜40くらいの女性)と2人になっていて、時刻は既に22時を回っていた。

上司が最後に施錠するのと一緒に帰ってきて、地下鉄まで一緒に乗った。上司が本社の変なオヤジ(既婚者。40代のような感じ)から季節の変わり目ごとに頻繁に電話をかけられ迷惑している話とか、前の事務のお姉さんがやめることになったいきさつなどを聞いた。

この先もこんななのだろうか。生徒がいっぱいいるのは嫌じゃないけど大変すぎて困る。目が回りそうだった。

いろいろと、念を入れて目配りしたい生徒とかもいるのだ。単独で話しかけないとついてこない生徒がいる。要するにちょっとドロップアウトしそうな問題児なんだけど、少し気をつけただけでついてくることがある。たくさんいるとそれができない……って、おい。そんなだからマニアックな生徒(ばかり)に好かれるのか。今原因に気づいてしまった。

MY GOD!

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いろいろとショックな日だった。

 


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00/3/15(水) am マキハラと柿
友人の家に泊まった時のこと。

「槇原敬之のプロモーションビデオがあるだけTVで一晩中流れるよ!」と誰かに教えてもらい、見なくちゃと思うかたわら、「あっそういえば前にマッキーから柿を8個もらったんだった」と思い出す…という変な夢を見た。

ご丁寧にもらうときの回想映像入り。マッキーが私にふたの開いた段ボール箱を笑顔で手渡す。でかい段ボールの箱の底には、間隔を開けて柿が8個入っていた。何個かは平べったい柿で、のこり何個かはトマトのような形のレトロなタイプの柿。悪くなりかけているのもあったような気がする。

なんであんな夢を見たのだろう。プロモの放送っていうのはたぶん日頃の願望のせいだろうが、その先がわからない。なぜ槇原で柿? しかもどうして二種類の柿が混ざっていたのか。なんで8個なのか。私の考えることはよくわからない。

私の夢は一見突拍子もない割に、細かいディテールがいちいち意味ありげで困ってしまう。常日頃空想癖のある人間の夢って、そんなもんなんだろうか。

00/3/14(火) am 闘争本能
私はたぶん、戦うのがとても好きなのだろう。

この間、友人と一緒にゲームセンターに行ってまたもや「TYPE OR DIE」をやってしまった。コインを2枚も使ってしまった。自分の好きなものが敵に立ち向かう武器になるというだけなのに、どうしてあんなに楽しいんだろう。

戦うときは、1人より複数だったらもっと楽しい。信頼できる仲間がいると戦はずいぶん楽しくなる。個性の違う人間数人でチームを組む。それぞれが自分の役回りを考えながら敵としのぎを削る戦いを繰り広げる。

チームの中には厳しい掟があって、おのおのがストイックに自分を律しながら戦う。自分の個人的感情および個人的生活をも時には犠牲にしながら戦う。

戦いを離れればぎりぎりと歯を食いしばるような瞬間もあるのに、いったん戦場に戻れば平然とした顔で戦いを続けるのだ。

考えただけでわくわくしてきた。

こんな私が、戦時下に生まれなくて良かった。もし昭和初期にでも生まれて、敵は人間じゃないんだとか、戦争という人殺しを肯定するような価値観を教え込まれていたら、何をしていたかわからない。軍人の妻になって息子を次々と戦地で喪ったか、兵士に志願して特攻したか2つにひとつであろう。危険すぎる…。

平和な時代に生まれた私の闘争本能は、だからキーボードの上に向かうだけなのである。

現代で闘争本能をプラスの面に生かせるとすれば、受験が終わったらあとはゲームや仕事しかない。やっぱり就職活動はきっちりやろう、と心に決めるのであった。「戦う職場」っていう方向で。

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自衛隊?

00/3/11(土) pm 恋人の生活能力
私には生活能力がない。

まず家計簿がつけられない。次に上手な収納および掃除ができない。最後に計画的に食材を買ってくることができない。

まさに、衣食住全ての分野において欠陥があるということだ。昔なら、結婚を考える資格もない女ということになろう。そんなことを言って嘆いていたら、友人が「パソコンで家計簿をつけたら?」と言った。なるほど! 私は開眼した。

そういえばパソコンって元は計算機なのだ。私の苦手な計算が得意中の得意ではないか。そっか。何で今までそれを思いつかなかったんだろう。絵を描いたり画像処理したりレイアウトしたりする以前の機能なのに。photoshopやIllustratorばっかり入れてる場合じゃない。

早速探してみたらあるわあるわ。マックのソフトも結構ある。吟味した結果「サルの家計簿」というソフトを入れてみた。

パソコンのソフトだと、ノートと計算機をよっこらしょと出してきて書いたり計算したりする必要はなく、HPの更新がてら家計簿をつけられる。おお! 何てすごいんだ!

数値を入れると勝手に合計してくれて、しかもワンタッチでグラフにもなる! 素晴らしきかなパソコンの能力! G4、さっすがあんたは私の恋人だわ!

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そんな小さなことで大喜びとは、400MHzのCPUと192MBのメモリが泣くって……。

00/3/10(金) am 3月の退屈
今日はお隣がずいぶんにぎやかだ。

と言ってもいつも通りのミカちゃんではなくて、珍しくフジタさんのお友達数人が来ているらしい。女の子の声はしない。よかったねミカちゃん、浮気じゃないみたい。

最近退屈で仕方ない。別にやることがないわけではない。やらなきゃいけないことは山ほどあるし今後のストレスも山ほどある。なのになぜか退屈で仕方ないのだ。

こんな時に絶好の暇つぶしを世の中の大体の人は持っているのだが、私は不運ながら持っていないのでヒマでヒマで仕方ないわけである。

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今、隣の人々が同じタイミングで笑った。きっと同じ番組を見ているに違いない。持っているために負う不幸っていうのもあるらしい。

「ガサ入れ2」。

00/3/9(木) pm 私が知らない常連さん
ウェブなのに手足を縛られているなんておかしい。

私が何を求めてウェブサイトを作ったかと言えば、たぶんある程度自由と匿名性を保てる表現の場を求めたからなんだろうと思う。それが、日常生活における他人からの跳ね返りをおそれ、書きたいことが書けないというジレンマに陥っている。

そりゃもちろん私だって、わーるど・わいど・うぇぶなんだし、今時端末はどこにでも転がっているんだし、誰からも見られる可能性があることくらいわかっている。見られたくない人に見られる危険もわかっているつもりだ。

ただ、ウェブ日記にもそれぞれターゲットがある。ごく親しい人をターゲットにしたサイト、あるいは全く日常で接点のない人をターゲットにしたサイト、さまざまだ。もちろん私のサイトにも想定しているターゲットがある。

日記がメインのウェブサイトが、インデックスページに「このサイトは○○な人たちをターゲットにしています」なんて明記していることはまずない。まずないが、それはそのサイトをすみずみまで見ればある程度わかるはずである。サイトの作り、掲示板の雰囲気、コンテンツの種類、どんなサイトとリンクしているか。

世界中の人たちに見られうる場所にあるものの、中身は「日記」というごく個人的な情報(もちろん、他人に見られることをある程度覚悟して書いているものではあるが、デリケートなものであることに変わりはない)だということをきちんと意識して付き合う必要がある。

日記サイトでは特に、サイトの雰囲気を察してそれに合わせてサイトやウェブマスターとの関係を作るのが、閲覧者に必要とされる最低限のエチケットだと私は思う。これがないと、その日記サイトの存続そのものが危うくなる。

サイトは閲覧者みんなに平等に話しかけてくる。閲覧者は基本的に閲覧しているとき1人だから、まるでウェブマスターが一対一で自分と話をしているような感覚に陥ることもあるだろう。

でもそれは実は違う。ウェブマスターはあくまで、「ターゲット」に一対一で話しているのであって、「ターゲットから外れた人」に向かっては話していないつもりなのである。それを錯覚してはいけない。

判断は閲覧者の感受性に任されている。「カンチガイ」をしてはいけない。自分がターゲットかどうかをきちんと把握し、適切な付き合い方(「自分の存在を知らせない」ことが適切な付き合い方になる場合もある)をすることが必要だ。

もしその日記を読み続けたいのなら。

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なーんて、うちを見に来て下さっているほとんどの方は良い方ばかりです。こんな話、身を切られるようだ…。

ちなみに私は「私が知らない常連さん」の存在って好きです(このあたりが「ウソ日記」のストーリー内容に微妙にリンクする)。

 


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00/3/8(水) am 本当に欲しいものは
(その1)今日はスーパーに行って好きな食材を買い込んだ。私はクセが強い緑色の野菜が大好きなため、ニラやシソやセロリやネギを買ってみた。しばし幸せにひたる。

(その2)買ってきた食材で今日はぎょうざを作った。スーパーでワンタンの皮が売り切れていたからだ。この間私が買ったワンタンの皮が最後だったのだろうか。補充しておいてほしかった。

(その3)肩を落としながらも、仕方なくぎょうざを作った。途中までの行程は全く同じ。刻んでこねて包むだけ。包むときはなるべく具の量を多くするのがポイントだ。皮が多いと貧乏くさくて食べていて悲しくなる。

(その4)焼くのは明日なので、保存方法を考える。料理の本には、ぎょうざは冷凍保存できると書いてあった。この間は全部くっつけて冷凍したため全部くっついてしまった。今回は同じ轍を踏まぬよう、きちんとお皿に離して置いて冷凍した。残り半分は冷蔵庫に入れておいて、明日焼く。

(その5)私はとうとう電話の回線切り替え機を買った。ずっと買おうかなと思っていたのだがめんどくさくて買わないでいたのだ。これさえあれば、パソコンも電話も両方のモジュラジャックを抜き差しすることなく使える。一番便利な点は、ネットをやっているときにかかってきた電話もきちんととれるところだ。

これであの不可解な外部切断もなく、私への思いの全てを指先にこめてかけてくる誰かからの夜中3時の電話も心おきなく取れる。うれしい。ただし5コール以上してくれないとダメみたいなので執念深くやるように。

(その6)回線切り替え機を買ったついでに文房具屋で2穴パンチ(紙に穴をあけるやつです)を買う。これもずっと欲しかったのに買わないでいた。ガイドと言って、ちょうど真ん中に紙が来るようにするための物差しみたいなものがついているのが欲しかったのだが、どうも高そうであきらめていたのだ。ところが意外、これが400円で買えてしまった。

私は何てバカだったんだろう。欲しかったらとりあえず探してみればよかったのだ。欲しいものは意外にお安く、すぐ近くにあるのかもしれない。めんどくさそうだし高そうだし気に入ったのなさそうだし……などと言いながら、私はいつも本当に欲しいものを延ばし延ばしにしている気がする。

就職活動はきっちりやろう…

00/3/7(火) am 簡単に作れていいのか
(その1)ひざしはすっかり春。情緒不安定になってきたし、昨日の夜中はさかりのついた猫の声も聞こえた。いよいよ春か。

(その2)この間髪を切って以来、洗い髪を乾かすのが非常に楽になった。エアコンをつけている時は、空気が乾燥しているのでそのまま自然乾燥にしてもさほど苦にならない。便利なことって素晴らしい。

(その3)昨日は「てるとたいぞう 潮騒編」が最終回だった。じゅんこママが感動的だった。ママが能代で幸せになりますように。執着はいずれ愛情に変わるんだろうか。名倉潤は「卒業したいもの」を「オカマ」と言っていたが、私はまだまだ卒業して欲しくない。

(その4)今までマックのデスクトップテーマを「タンジェリン」にして全部オレンジ色にしていたのだが、いい加減飽きたので変えてみた。スクロールバーや選択範囲の色が変わるとか、壁紙が変わるとかその程度なのだが、結構いい気分転換になる。

(その5)近頃ますます、命の仕組みが不思議でならない。絶対変だ。なんで今まで動いていたのに、命がなくなると動かなくなってしまうのか。命はどこへ行くのか。

生き物が死ぬ時、果たして命は消えてしまうのか、それともどこかに行くのか。全くわからないのに、作るのだけはえらく簡単だ。なんか小学生みたいだけど純粋に不思議なのだ。

これを神様が作ったのかどうかはわからないが、何でそんなわけの分からない仕組みにしたのだろう。タンパク質の固まりを動かしてしまうようなすごいものを、そんなに簡単に作れていいのか? 謎だ…

00/3/4(土) pm 今度から小ネタが基本形式
(その1)友達と一緒にゲームセンターに行った。

友達は私に「TYPE OR DIE」というゲームを教えてくれたのだ。面白くて面白くて、2ゲームやったがそれ以上やるとやめられなくなりそうだったので早々に切り上げてゲームセンターを出た。

次々現れる「煮え湯」「美人」「気分は上々」などという名前のゾンビを倒す。そのためには、ゲーム機の前に設置されたキーボードを打ちまくり、ゾンビの名前を早打ちしなくてはならない。

友達とがんばって打ちに打って練習モードはクリアしたが、中級ステージはクリアできなかった。あれがゲームセンターのゲームではなくてパソコン用ソフトとして出たら買って一日中やってるかもしれない。

…まさに、「連打屋」。

(その2)今日はかぼちゃがうまく煮えた。煮くずれることもなく味もよくしみてとてもおいしい。さすが、料理の本通りに作ると結構うまくいく。簡単なので今一番得意な料理(ただし本が無いとダメ)。

(その3)そういえば、私だったら「TYPE OR DIE」をさらにいろいろなバージョンに変えて発売すると思う。ある程度のタイプ能力があって、ゲームセンターに来て、さらに憂さ晴らしをしたいと言えば、何と言っても会社勤めのみなさんであろう。

そんな人々のために「TYPE OR DIE?--THE OFFICE WARRIER」を発売する。コンセプトは「リアルな鬱憤晴らし」。

まず「社内モード」「海外赴任先モード」「外資系企業モード」などプレイヤーの職場に一番合ったモードを選択し、さらに性別と年齢によってもゲームの内容を変えるため、性別及び年齢も入力させる。それからそれぞれのモードに合ったステージを用意する。見慣れたオフィスの風景。そして出てくる数々の敵。

敵はもはや「煮え湯」などではない。スーツを着た敵、そして「人事部長」「小うるさい係長」「態度のでかい先輩」「チェックの厳しいお局」「セクハラ」「不倫騒動」「勤務査定」「男尊女卑」「納期」などといった超リアルな単語が飛び出してくる。

これいいなあ。あとは暇を持て余しながらゲーセンにやって来て、さらに就職活動を控えタイプ能力を磨きたい大学生に的をしぼって「大学生バージョン」を作り、「学部生モード」「院生モード」などをもうける。もちろんステージはキャンパスや研究室。

下準備のため実際に大学のキャンパスでアンケート調査を行い、彼らの「聞きたくない言葉」「嫌いなモノ」を本格的に調査してゲームを作る。「教官打ちまくりモード」といったオプション機能なども作るので、敵キャラデザインの参考にするため学食で教官の写真を撮りまくる。

鬱憤が晴らせてタイプの腕も上がる。就職活動前のタイピングトレーニングにうってつけ。ああ、これはたぶんゲーセンの前に長蛇の列ができるに違いない。

っていうか個人的に私がやってみたい。誰か作って下さい。

00/3/4(土) am 久しぶりにウソ日記
久しぶりのウソ日記です。これまでのあらすじはここで。

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「サヤは、男嫌いなんだっけ?」

お風呂に入ったあと、ミルクティーを入れながら私は言った。サヤはうなづいた。

「ああ、キライキライ。結局、カオしか見てない意気地ナシばっか。前はこういう思考を修正しようと努力してたけど、コトここに至り、最近はあたしもそういう自分を受け入れた」

「そんな…そんな人ばっかりじゃないって、たぶん」

「そう、「たぶん」!!」

サヤは嘆かわしげに叫んだ。

「そう、「たぶん」でしかないわけよ。あんたには申し訳ないけど、たとえあんたでも、あたしがこれから出会う全ての男を見渡して「そんな人ばかりじゃない」と言ってるんじゃないわけだし。そんな男ばっかりだっていう確率は十分にある。

ましてあたしは女が一番異性との接触が頻繁になるべきこの29までのおよそ30年間、ずっとそんな奴にしか会ったことがございません。ここから考えるともう人生の3分の1はそんな奴らばっかりだったわけであります。

およそ人生の30パーセントがそんな暮らしだったわけだ。30パーセントっていう割合はでかいよ。ましてこの期間に100パーセントそんな奴らばっかだったという、あたしの運の悪さは根が深いね。

巡り合わせってのは絶対ある。事故に遭いやすい巡り合わせ、血縁が薄い巡り合わせ、男運が無い巡り合わせ。もうあきらめた。期待してない。いつ出家してもオーケー。ええい、やってられっか」

そう言うとサヤは一気にマグカップのミルクティーを飲み干した。

「さ、サヤ…」

私はかける言葉に困ってしまった。するとサヤが顔を上げてこう言った。

「まあ、あたしのことはどうでもいいよ。あんたの話をしよう。時に、T君ってのは何であんたにプロポーズしたわけ? 付き合ってなかったんでしょ。それまでただの友達でしょ」

「うん」

「なんだそりゃ。あたしは全然腑に落ちない、それが。つまり、これといった必然性のある理由がないわけでしょ」

「うん」

「やっぱり、あたしならプロポーズされた時点で死んでる」

サヤの矢継ぎ早の質問にうなずきながら、うなずくほどに、私はやっぱりこの結婚の違和感をひしひしと感じ始めていた。

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というわけでまだまだ続きます。

00/3/2(木) pm 我慢してじっとする
(その1)ゆうべ3月の日記向けの背景の色や表のセルの色などを試行錯誤していたら猛烈な眠気。ふとんに倒れ込んだらそのまま朝。ショックだった。うぐいすもちとひな壇の感じで…なんてやってたらもう難しい難しい。

(その2)最近は本当にじっとしていられない。1人で部屋にいると、体は疲れているのに外に出たくて出たくて仕方ない。どうしてもこらえる場合は誰かにメールを書いたりしている。何かの悪いビョーキかもしれない。こんっっなに眠いのに何で外に出たいんだ。

(その3)そうはいうものの体は疲れていたせいか、10時間以上も眠ってしまった。睡眠時間がたくさんあったせいか夢も特大級のスケール。なんと、インド映画風。豪華な衣装。みんな踊り、歌う。「ナトゥ」のようだった。金がかかっていそうだった。

残念ながら詳しいストーリーとか私がどんな形で出演したかなどは忘れてしまった。夢から覚めたあと、ふとんの中で「ああ、これ忘れたくない」と思って記憶強化のために頭の中で反芻したはずなのに、インド映画とか踊りとかそういう印象しか残らなかった。

悲恋モノの切ないストーリーだった気がする。…でも待てよ、「インド映画・踊り・歌」と「切なさ・悲恋」というのは両立するのだろうか。すごくたくさんエキストラ使ってみんな踊っていたのだが。しかもたぶん私、主要登場人物の1人。反芻しようと思ったほどだし、きっとすごく面白い夢だったのだ。

ああ、一体どんな夢だったんだ! 思い出したい!

00/3/1(水) pm 小ネタ続行
小ネタはまずいかなと思っていたら、1行メールで別にやめなくてもよいという旨のメールを何通かいただいたので続行。

(その1)今日は塾で新・上司の元での初のバイトだった。バカにされてはならんと気合いを入れて授業をとりおこなう。心なしか、だんだん塾の雰囲気が引き締まってきたような気がする。生徒も何が起こったのかとびびっただろう。大丈夫。これからずっとこうで行くから。

戦う塾、という雰囲気だった。ちなみにスタッフは私が行く曜日は全員女性。専任講師もバイト講師も事務のお姉さんも上司もみんな女だ。アマゾネス学習塾っていうことで。新しい上司はきつい人だがついて行きがいもあるかなと考えてしまう自分には、根っから兵隊ソウルが備わっているらしい。戦うのは好きだ。

(その2)バイトの前に別なバイトの打ち合わせのため河○塾に行った。人員不足だとかで、正規の打ち合わせの時間に都合の悪い(塾のバイトがあるから)私のために、わざわざ時間を設けてもらった打ち合わせだった。例の高橋源一郎似の先生とマンツーマンで打ち合わせる。

打ち合わせは10分足らずで終わってしまい、高橋源一郎似(しつこい)の先生と雑談する。文学部の就職率の悪さなどについて話す。前の会議で「かびの生えたきのこのような人しか来てないなあ」と思っていたのだが、思った通りこのバイトは就職率の悪い専攻の人しか来てないのだそうだ。感じからすると就職しようという考えもないような人たちばかりだったけど。同じ文系でも法学部や経済学部はいないらしい。

「でも法や経済の人たちは結局自分の専門分野からしか見られないところがあるんで、こちらとしてはあまりよくないんです。あらゆる問題に対応できる柔軟性があるのは、やっぱり文学部の人なんですよね」

そんなことでほめられてもなあ。就職がある方が100倍くらい嬉しいです。

帰り際、先生に「がんばってください」となぜか励まされて帰る。高橋源一郎に励まされたみたいでちょっと嬉しかった。それにしても、このくらいでかい塾の先生になると、お給料いいんだろうなあ…

 

 

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