よけいな人間には振り回されたくない。
| 00/6/ 30(金) am | 色無しの糸 |
| 久しぶりにウソ日記でも書こうかなあと思ったのですが、今夜サヤちゃんにいろいろしゃべらせてしまうとどんなことになるかわからないのでやめました(そりゃあもう大変なことに…)。
高校・大学と同じ学校で月日を過ごした友人とこの間、「あの大学に入ってどこが1番よかったか」について電話で話した。友達は「生協」、私は「書庫」という結論に落ち着いた。ちなみに書庫なんて今年の春にやっと入れるようになったばかりである。 よく考えたらあの大学、設備的には書庫以外どこもいいことがなかった気がする。トイレなんて広い公園の公衆トイレの方がよっぽどきれいである。大きな教室の温度管理は最悪で、去年の夏、猛暑の中の連続講義でクーラーもない講義室でぶっ続けで授業を2日受けたため、3日目から倒れてしまったことなど思い出すだに苦々しい。お金がいっぱい入る学部とは違うので、設備的には全くいいこと無しだ。 で、じゃあ自分の大学生活にいいことが何もなかったかというと……おおむねいいことはなかったのだが……でもひょいと思い出してすごく救われるのはやっぱりありきたりだけど人との出会いだろうと思う。それ以外は、勉学も私生活も、とりたてて何も言うことはない。回復不能な程度にたくさん体をこわしたし、高校時代ほどの輝きはなかった、という一語で終わる(私生活はどんな時代もぱっとしないけど)。 人との出会い、と言っても、別に運命感じる恩師と出会って勉学に目覚めたわけではない。そういう方面では私は失望してばかりで、大学を正統なやり方で役立ててはいないのである。逆に、「いかにここと自分は合わないか」ということを自覚し、全く別の方向へ向かうためのヒントをくれた人たちと会えたことに深く感謝するのである。
色つきの縁には薄い私だが、そういう転換点もあったことを思い出すと、色無しの縁には強いんだろうと少し自信が持てる。色無しの糸をたくさん持っている人間は、自ずと色つきの糸を持っていないのだ。そうにちがいない。 |
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| 00/6/ 29(木) am | 目を閉ざしたい |
今日は美容室に行って「週刊朝日」を読みふけってしまった。でも政治系の記事ではなくて、「恋愛クロニクル」というある人の恋愛遍歴を紹介するというミニコーナー。 「彼氏いない歴28年。付き合って欲しいと言う人がいなかったわけじゃないけど、強引に言い寄ってくるのはアニメオタクかエロ小説好きの自称文学青年ばかり。」 心から同情しながら読んだ。自分が好かれるタイプっていうのは人生経験上大体わかってくるけどそれが全部ろくでもないのばっかりだと気づいたときの絶望感、よくわかる。でもこの人は28にして普通の人と付き合うことができたそうでめでたしめでたしだったので安心したが。 その後読んだのが、「夫婦の情景」というミニコーナー。ある夫婦に同じ話題でそれぞれ話してもらい、夫婦の関係や歴史を浮かび上がらせるというコーナーである。で、取り上げられていたのは小谷野敦夫妻。例の「もてない男」の小谷野氏である。 小谷野氏の論文を勉強の都合上何本か読んでいたので、一体どんな顔をしている人か興味があったのだが、思った通りだった。そして思った通り、奥さんは年上だった。 (やっぱりそうか、こういうタイプだと思ったんだよね、「もてない男」なんて言うからには……) どう思っていたかはご想像にお任せします。 その次に読んだのが、「パラサイトが地価を大暴落させる」という記事だった。なんでもパラサイト・シングルが一生親元を出ないから土地はどんどん安くなるらしい。 私にとっては家を出ないなんて考えられないが、そういう人もいるのだろう。私みたいに家を出ないとやっていけない人の場合は土地の価格が下がるのはうれしい限りなのでちょっとほっとした。 あとは林真理子のインタビューとか、宮尾登美子の「平家物語」とかを読んでいた。おもしろい、この雑誌。が、はたと我に返って周りを見回して私は驚いた。 (そういえば、私の周りの人、誰も「週刊朝日」なんて読んでない……) 美容師さんがそれぞれのお客のイスの前に手頃な雑誌を置いといてくれるのだが、私の周りの人はみんな「anan」とか「ヘア&メーク」とかを読んでいる。中年の女性でも「週刊朝日」を目の前に置かれている人なんていなかった。 確かにこの雑誌は「anan」の10倍くらい面白かったけど、まだ20代なのにこういう雑誌が置かれているのは相当問題なのではなかろうか。私は老けこんで見えるのだろうか。なんだか悲しかった。 「それじゃあ、シャンプーいたしますのでこちらへどうぞ」 といわれてイスを立って、シャンプーが終わって帰ってきてみたら、今度は「女性自身」と三原じゅん子・コアラ夫妻が表紙の「クロワッサン」が置いてあった。 どうしてこんなミセス向け雑誌が置いてあるんだ。深く深く落ち込んだ。ちなみに髪型もイメージ通りにいかなくて、もっと落ち込んだ。 落ち込んでばかりだ。見るもの聞くもの会う人間、すべてがいやになってしまったら、もうあとは目を閉ざし耳を塞いで、自分のからに閉じこもってしまうしかないのだろうか。 |
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| 00/6/ 28(水) am | くの一赤羽根 |
最近読みたいと思っている小説。 戦国の世に生きるひとりのくの一、赤羽根。彼女はとある城に潜入し、自分の正体を巧みに隠しながら城の内部を内偵して一定期間の後に主人の下へ帰還するという指令を受けていた。 城の内部で起こる、様々な対立。大きな政権交代が起こったりしているのだが、その対立の裏側は女の取り合いだったりなんかするという下らない真実。その中で「みんなばかばっかり」と思いながら飄々と内偵を続ける赤羽根。 赤羽根も、一族の掟により、自分より強い男を見つけさえすれば相手が誰であろうと関係を結んでよい。しかし周りを見回してみるに自分より強い男なんてさっぱり見あたらない赤羽根。 見たくないものを見るということに対する耐久力、時々刻々と変化する権力構造の中で巧みに正体を隠し、心を開いたふりをしながらその実心はかたく閉ざしたままで居続けるという精神力等、彼女はさらに鍛え上げられ、城内のやわな武士などものの数にも入らない。 彼女の前には様々な男が通り過ぎるが、どんな者でも自分より弱い者である限りあくまでビジネスと割り切って決して心は開かない。利用していると相手に気づかせぬようにしながら利用して離れる、のくり返し。そして彼女はさらに鍛え上げられ、とうとう「IRON MAIDEN」の異名を取るに至るのであった…… ---- ああだけど、こんなのが読みたいということは、よっぽどストレスがたまっているらしい。いい加減、休まなくては(でも休めないのであった)。 |
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| 00/6/ 27(火) am | とはいうものの |
| 今日学校に行って、研究室の先輩Iさん(伏せ字になっていない)に挨拶したらこう言われた。
「連打屋ちゃん、どうしたの。何だか本当に元気がないみたい。去年より元気がないよ。院に入ったんだから、去年より元気になれるはずなのに……」 真面目で優しいIさんに、本当の事なんて言えるはずもなかった。「院生とフリーターが半々みたいな生活なんです」なんて。仕方のないこととはいえ、情けない。 近頃本当に、好きなもの以外に対してがんばりがきかなくなっている。自分が好きで、自分の役に立つと心から納得できるものにしか身が入らないのだ。「これやって一体何になるの?」って思ってしまうようなものに対してがんばる気力が非常に薄れているというわけである。 これでも精一杯セレクトして、日々自分のためになることだけをやるようにしているつもりなのだが、それにしても詰め込みすぎなのかも知れない。今日なんて学校に向かう坂道で自転車をこぎながらめまいと動悸である。体重も2週間で2キロ減った。社会人の友達としみじみ「休みが欲しいねえ……」なんて言っているあたり、心理的にも生活においてもすでに学生ではないのかもしれない。 でももともと、夢見るような内輪ウケの学生感覚から精神的に早く抜け出したくていろいろ始めたのである。寝ているのか醒めているのかわからない、夢うつつの世界に生きるのを終わりにしたかった。 だから今の生活は正しいのだ。ある意味とても「生きている」感じがする。少なくとも、私が24にもなって授業聞いて先生の冗談に笑っているだけの生活を送るなんて、絶対間違っている。 とはいうものの、やっぱり何だか疲労気味。 |
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| 00/6/25(日) pm | 何もできない |
| 母方の祖母の件で、両親が医者に呼ばれたらしい、と父方の祖母が昨日電話で教えてくれた。
それで今日母に電話をかけてみたら、祖母は2年前の癌が再発したということだった。とうとう、命の期限が告げられてしまったようなのである。 祖母はもう、30年近くひとり暮らしをしている。私が物心ついたときにはもうひとりで暮らしていた。 基本的にはとても健康で滅多に病気をしない人なので、2年前に癌になったときも驚いたのだが、まさかこんなに早く再発してしまうなんて思ってもみなかった。 祖母が亡くなったらどうなるかを前に母と話したとき、祖母が亡くなったらきっと祖母の家は売りに出されてしまうだろうと言われたことを思い出した。あの時は仮定でしかなかったが、もうすぐ現実になってしまうかもしれない。毎年お盆になると帰っていた祖母の家も祖母も、来年にはもうなくなってしまうかもしれない。 祖母にはまだはっきりした自覚症状はないという。余命宣告通りではなかったとしても、今後病状は悪化していくだろう。自覚症状もない今は、本当に貴重な時間のはずなのだ。その貴重な時間を祖母はたったひとりで家で過ごしていると考えると、やりきれない。 祖母の中ではひとりの生活は自分のライフスタイルとして確立しているものだろうから、それをかきみだすことの方がいけないのだとわかっていても、それでいいのだろうかとやりきれない。そんなこと考えられる立場でもないのだが。 何かできることがあればしたいが、孫にできることなんて何もない。これから看病に通うことになる母の身を気遣うことくらいである。祖母に会いに行ったってただ気を使わせてしまうだけで逆効果。しかもこんなフリーター同然で勉強もおろそかになりそうな日々を過ごしている私に、実家に帰って母の手伝いをすることもできるはずはなく、ただの無責任でしかない。 今は、祖母に痛みや苦しみの無い時間ができる限り長く続いてくれることを祈るだけである。 |
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| 00/6/24(土) am | くたくたで小ネタ |
| (その1)私のバイトは4つあるが、そのうち2つのバイト先は、隣同士のビルである。
私が最近始めたばかりのウェブ作成のバイト募集に応募しようと思ったのは、住所がバイト先の塾と非常に近かったからなのだが、行ってみてびっくり、隣のビルなのだった。 今日は明日東京に行かなくてはいけないので、1日でバイトを2つ掛け持ちした。午前中から6時までウェブ作成のバイト、夕飯をはさんで9時までは塾で授業。ウェブのバイトをしながら見上げたら、窓から斜め上方向に私がいつも授業している教室が見えた。 ああ、私の苗字、そのうち「フリーター」になりそう。 ちなみにウェブのバイト、7月からは2週間で1サイトの割合で作っていくそうです。私の場合だと、つまり4日で1サイト。ウェブ作成の仕事はやってると時間を忘れるし、楽しいけど……あははは。 (その2)私の父は、昔私にこういった。 「お父さんは稼ぐのに忙しくて全然勉強できなかったから、お前たちには思う存分勉強して欲しいんだ。お金の心配はしなくていいから」 ごめんお父さん。私もあなたに負けず劣らず稼いでる。学部生の頃はもっと希望を持って勉強してたんで、中国語の先生に褒められたりしましたが、最近は稼ぐことの方がずっと楽しい。いつから私の人生、こんなふうに掛け違ってしまったんだろう。 いや、違うか。前が掛け違ってて、今はいっこいっこはずしてきちんとかけ直しているんだ、きっと。 (その3)「となりのトトロ」を見る。 トトロのおなかを見ると落ち着く。あの丸み、弾力。たまらない。糸井重里の声も聞ける。トトロが実在したら、毎晩おなか蹴りまくりで眠りたい。 そうか! 疲れたときはやっぱり宮崎映画だ。今度「魔女の宅急便」でも借りてきて見よう。 (その4)映画といえば、最近気になっているのが、この夏休み公開の「さくや妖怪伝」。トトロのあとに予告をちょっとだけ見たが、どうも昔の「里見八犬伝」と似た色合いを感じる。 「リング」や「らせん」や「アナザヘヴン」の怖さのような、ああいう現代的な恐怖はあまり好きではない。全然怖くないのだ。あくまで暗く美しく、古典的で特殊メイクを駆使した日本的なホラーが1番面白い。 |
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| 00/6/23(金) am | くたくた |
| 昨日せっかくがんばって添削を終わらせたというのに、目覚めたら11時半だった。
2時間も寝坊した。添削の提出しめきりは11時である。ちなみに、今日はバイトも11時に入ることになっていた。 真っ青になって、とりあえず添削した答案の封筒ふたつをバッグにつっこみ、必死に自転車をこいだ。外は真夏のような日差し、生ぬるい向かい風が吹いていた。そして、たらたら歩きながら自転車の目の前に出てくる歩行者。 「あーっもう、こんなときに!」 20分ほど自転車をこぎやっとの事でバイト先の近くの信号で停止し、バッグの中身を何気なく確認して、私は真っ青になった。 「片方の封筒、間違えてる!」 そう。何度かバイトをしているのでうちにはK合塾の封筒がたくさんあって、私は違う封筒を持ってきてしまっていたのだ。 「ああもう! こんなときに!!」 この時点でもう既に締め切りに1時間遅れている。また20分かけて家に戻り、再びK合塾まで行ったら一体何時になっていることだろう。ついでに言うと、別なバイトの時間にももうとっくに遅れている(どっちみち12時になれば昼休みになってしまうので、今から行っても意味がないが)。 私はもう泣きそうだった。でも泣くわけには行かないので、とりあえず必死に自転車をこいだ。 (ああ、起きてから何も食べていない。しかも暑い。寒かったら許すけど暑いのは嫌なんだ……) そうは思っても嫌でも自転車をこがなくちゃいけないんだからしょうがない。何度も言うが既に両方の時間に遅れている。 夏のような日差しは真上からふりそそぎ、家まではゆるい上り坂。そして相変わらず邪魔でしょうがない歩行者。ベルを鳴らしても一向にどいてくれない。ひくぞこら。歩道をきっちり塞いでいるおばちゃんの背中などを見ながらいらだちはピーク。 と、大学病院の前で赤ちゃんがふらふら歩いていた。私が近づいてくるのを見て、赤ちゃんを自分の方に引き寄せるお母さん。 路上の聖母子を前に我に返る私。 「ああやっぱ、ひいちゃダメだ」 その赤ちゃんの、産毛みたいな柔らかい髪がうずをまいた、やたらとでかい後頭部を記憶にとどめつつ、「どうせ遅れてるんだし、私含め誰かが命を落とすよりは、遅れが多少大きくなっても安全に越したことは無かろう」と思い直す。 私だってああいうでかい頭をしていた時期があったのだ。そりゃあもうでかかった。それが人並みの大きさになる年齢まで育てていただいたのである。添削の答案のせいで車にひかれて死にました、なんていったらうちの親は泣くに泣けない。そうそう落ち着け。大事な命ぞ。 なぜか命の尊さに気づいた私はその後家に戻り、もう一度死ぬ気で自転車をこいでK合塾に行った。「遅れてすいません」と謝ったら、あまりにすごい形相をしていたのか、担当のKさんは「大丈夫ですか?」といたわりの言葉をいただいた。Kさんには足を向けて寝られない。 その後もう片方のバイトに行って6時まで。家に帰ってから夜9時に、本日一食目の食事をとった。 今夜も河原から花火の音がします。 ---- |
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| 00/6/22(木) am | 仕方がない |
| 呆然としていると、瞬く間に時間が過ぎてゆく。疲れて1日2日寝ていたりするのが大怠慢になってしまうここ最近である。
今夜も夜通し添削のバイトをしていたら、上の階からは飲み会らしき騒音、ベランダからは河原の花火と、人生を謳歌する音が聞こえてきた。 そういえば私は仙台に引っ越してきて5年ちょっとになるが、その間1回しか花火をやったことがない。仙台では毎年8月始めに花火大会もやるが、それだってまともに見たためしがない。毎年その日はバイトをしていたような気がする。 映画とかマンガとかで、子供が自分の母親の娘時代にタイムスリップして、母親の青春をのぞき見る、という話があるが、私の場合私の娘や息子がそんなことをしたら、母の娘時代の姿を見ていたく落胆するんだろうなと同情を禁じ得ない。 高校時代にさかのぼってみると、めちゃくちゃ長いスカートはいて(決して非行中だからではなく、成長を見越して長い丈にしたら成長しなかったので長いままだった)バスの中でも学校の中でも受験勉強ばっかりしているし、大学までがんばって見ていてもいつもくたくたになるほどいろいろ仕事してストレス爆発させているし、挙げ句の果てはフリーターまがいに働いて、将来どんな職についてどう生きていこうかっていう事にばっかり毎日悩んでいる。 でも仕方ないのだ。花火の夜にのどをからからにしながら塾で国語を教える母親の姿に娘が失望しようとも、仕方ない。理由がないのだから。浴衣を着て花火に行ったり、河原で花火をしたりする理由も手段もないんだから、そうしていなくても仕方ないのだ。 ああ、私の青春って一体何だったんだろう(過去形)。長い迷宮のように悩みばかりうち続いて、楽しいことが全然ない。仕事に楽しみを見いだしているだけでいいんだろうか。そしてこんなに老け込んでしまった。これからももちろん、どんどん老け込むのは間違いない。 私が悩んでいる、どうやって生きていくか、っていう生き死にの問題は、それは人間関係とかそういうものよりもっと根源的かつ重要で、がんばって悩まなきゃいけない問題ではある。今このことだけに悩んでいることが全く無駄で意味のないことだとは思わないし、むしろ有意義なことだとは思っているのだ。だけど、それだけで本当にいいのか?と思うときがある。 普通の人はいろんな事柄をバランスよく受けて処理しているのに、私の所にやってくるのは仕事とか生き方とかそういう問題ばっかりだ。それ以外は他人の問題ばかり。何だかいろんなことに悟りきってしまって、自分の生き方や職業以外のことはすべてくだらないことだとしか思えなくなっている。 (仕方ない、仕事以外のものにとことんまで縁のない人間もいるんだよ) と納得はしていても、時々その「仕方ない」をたとえようもなくさびしく感じる時がある。「君はそれでいいんだよ」というようなことを言われたときに「このままでいろって言うのか!?」ってかえって大きなショックを受けたりする。 私には何かが決定的に足りないのだろう。仕事や生き方以外のものに対する失望が大きくて、普段そういうものにほとんど価値を見いだしていないからなのかもしれない。普段から8割方「くだらない」と思っているんだから、縁が無くてもこれは本当に仕方がないとしか言いようのないことなんだろうけど。 |
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| 00/6/21(水) pm | 想像力とネット |
| 昨日、今日と、私のPHSに意味不明の着信があった。
昨日はPHSからの着信で、番号通知はあるが私のメモリーにある番号からではない。今日は携帯電話からの着信で、同じように番号通知はあるもののメモリーには登録されてない番号からだ。 PHSからの着信の方は、なぜかワンコールで切れた。携帯電話からの着信は、3回もかかっているのに留守電はなし。 疲れているのにこういうのがあると、気になって気になってますます疲れるので、やめてください。 そういえば以前、弟が無意味に私にワンコールして切っていて、イライラするからやめるようにと叱ったことがある。誰とでも簡単につながってしまうことに対してものすごく無防備な人っているもんで、うちの弟もそれと同じでそういうことに対する注意がだいぶゆるい。全然知らない人の隣に座ってお知り合いになること、人のプライベート空間にいきなり入り込むっていうのと同じ事なんだけど、そういう実感としてわかっていないのだ。 弟はそういう点ではひどくて、リングメールを「内容が面白かったから」という理由で私に送ってくるというマネもやったことがある。データ量が多いため相手に対して負担になり、かつ内容的にもくだらないリングメールを送るなんて最低のことだろう。この時も私は弟を叱った。 弟は10代だから遊びの延長でこういうことをやってしまう子供っぽい感性が残っていても仕方ないとも思う。だが20代であっても、「面白かったから、みんなも見て!」という理由で相手に負荷のかかるプログラムファイルなどをメールに添付し、同報メールとしてたくさんの人に送るひとなどもいて困ったものである。 こんな情報化社会なんだし、道徳の一環としてネチケットはやっぱりみんなきちんと一度は学ぶべきだと思うのだが、そういう私もネチケットの本なんて買ったことがない。要は想像力の問題なのだろう。 ---- 想像力を働かせるにしても、ネットのことをよく知らないでネットを使っている人もいて、どうなるかわからないということもあるんだろうけど(これはこれでかなりの問題だが、あえて書かない)。 |
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| 00/6/19(月) pm | あの日の麦わら |
| 何だかものすごく疲れていて、学校に行く気がしなかったので休んで家にいた。
目覚めた瞬間はわからないのだが、起きるとすごくだるい。自分が思っている以上に疲れていたようだ。 仕方なく、寝ながら昨日ビデオにとった「笑う犬」を見ていた。横になりながら「アヤカ」を見て笑い、ごはんを食べながら「センターマン」を見て笑っていたら、だんだんだるさがとれてきた。 こうしていても仕方ないよなあ……と思ったが、添削をする元気まではわいてこない。 何か疲れの癒えるものを描こうと思ったら実家のことしか頭に浮かばない。今日は山形も30度近い暑さだろう……と思ったら祖父の麦わらが思い浮かんだ。つばの広い、ひものついた麦わらである。
できれば4日くらいまとめて休んで、実家に帰省したい。それがダメなら、1日まるごとやすんでプールに沈んでいたい。 |
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| 00/6/19(月) am | ペンタブレットを買う |
| 今日、例によって電気屋に行って散財し、念願のペンタブレットと、仕事上必要なページミルを買ってきた。
新しい周辺機器をインストールするときはいつもトラブルがつきもので、特にUSBに接続するものには毎回2時間程度費やさないと使えるようにならない。今回もはじめはずっと接続しているはずなのにペンタブレットが認識されなくて、USBハブと悪戦苦闘。その末やっと原因不明のまま使えるようになった。他の機能拡張との相性が悪いせいかと思って調整しながら再起動していたが、めんどくさくなって機能拡張を全部使えるようにして再起動したらすんなり認識された。本当によくわからない。 時々、マックには人格があるんじゃないかと思うときがある。はじめは拒否されたのに、再起動を何遍も繰り返すうちに認識されるというこの状態は、「人見知り」に似ている。 やっとペンタブレットが使えるようになったので早速付属のペインタークラシックで絵を描いてみようかと思ったが、筆圧などの関係かうまく使えない。パソコンも買ったばかりの時は特にマニュアルを読まずに無理矢理使えるようにしたけれど、今回も使い方を身につけなければいけないわけである。 買ったからといってすぐに使えないところが機械っぽくて結構好きだ。思うようにいかないものを慣れとチャレンジで次第に自分の道具にしていくこの感じはたまらない。道具を使う醍醐味であろう。 ペンタブレットがうまく使えるようになったらたくさん絵を描こうと思うが、今は自分の名前もようやっと書いているような状態なので( それにしても私は、一体どこに行こうとしているんだろう。 |
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| 00/6/18(日) am | Pleasure2000〜人生の快楽 |
| この一週間は本当に早かった。
先週の今日のことを、昨日のことのように思い出せるのに。どうしてこんなにあっという間に一週間が過ぎてしまうんだろう。特に何も考えず散漫お気楽にその日その日をどう楽しく過ごすかという現在消費的な人だっているのに、こんなことで私は一体人生の何を楽しむんだ、という疑問もわいてくる。 バイト先の塾には、新しい非常勤講師が研修を始めている。ひとつ年下の男性なのだが、この新しい講師が何というか、怜悧というか、変にあか抜けていて他人との間に距離がある。生徒との接し方を見ていても、一生懸命にというタイプではなくて、どこかクールな秀才風。ああ、こういう人って嫌いだなぁとしみじみ。 私と同じ非常勤の、ハタチの男性講師(以前私が、「少なくともあいつよりは私の方がマシだ」と確か日記で書いたことのある人)は、最近精神的ストレスによる体調不良で病院に通っているらしい。線が細くてストレスに弱い完璧主義者だそうで、模擬授業を伴う講師研修会などストレスのかかるものにはさっぱり出席しない人だったが、ああやっぱりかと思った。 授業が終わって生徒が帰ったあと、上司と「失敗をおそれる線の細い完璧主義者の人」について話をしていたら、さっき言った研修中の先生がやってきて、「僕と似てるかも」と言った。 上司がしてくれた解説によるとこの2人は出身高校も境遇も似ているのだそうで(ちなみにその研修中の人もうちの塾の出身者という内輪者)、仙台でもトップクラスの男子校出身&意外といい大学に進学&線が細い(体じゃなく精神)、っていうところが似ているらしい。私から見ると、結構器用なところまで似ているような気がする。 (ああ近寄らないで、もううんざり)と思いながら適当に話を合わせた。こんな男を見るのはもうたくさんだ。器用で身ぎれいで育ちのいいおぼっちゃんなんて見るのはもうたくさんなのだ。そういう奴はたいてい生命力希薄で、親元で暮らしているパラサイト・シングル。 依存心が強く、線が細く、繊細な反面ぞっとするほど鈍感な人。そばに寄ったらミルクのにおいがしそうなほどのマザコン。親のありがたみもわかっていないくせにただ不満ばかり並べ立て、「親なんて大嫌い」なんて口にするなら家を出ればいいのにそれもできず、いざとなるとママに聞かないと何も決められないマザコン。でもつけてる肩書きは高校名からしてご立派だから、仙台在住の上司の印象はよい。ブランドもののスーツを着てほ乳瓶でミルクを飲んでるようなもんだ。本当に多い、そんな人。 そんな奴らを見ていると、最近はむやみに腹が立ってしょうがない。無性に怒りがこみ上げてきて、その人たちを山形の冬の猛吹雪のど真ん中に3時間くらい放置したい気分になる。雪が水平に降ってくる中で真っ白になりながら生について考えなさい。 「自分のことは、自分でやれ! 真っ赤な荒野に倒れても、土くれつかんではい上がってくるくらい、懸命に生きてみろ!!」 とりあえずそんな人を見るたびに「私はどうだろう?」と足場確認している。世間でどっちがかっこよく見えるかはわからないが、少なくとも私はこういうのは嫌だという気持ちが今の自分の方向性を肯定してくれる。 確かに、もしかするとそういう器用で生ぬるい人の方がうまく世の中を渡っていくのかも知れない。テキトーに働いて、テキトーに手を抜いて、表と裏を使い分けてうまく渡っていけそうだ。でも私は、それが大嫌いなんだから仕方ない。 あくせくしすぎと言われてもがりがり生きて、身を焦がすように年を取るのだ。一週間が早く過ぎても、他に何もなくても、のたれ死んでも、私は精一杯生きて、マザコン男より数十倍密度の濃い生活を満喫してやるのだ。 ---- |
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| 00/6/17(土) am | 育ち恐るべし |
| 近頃は疲れているせいか、甘いものが食べたくなるかしょっぱいものが食べたくなるかどちらかである。
今日などは朝食も昼食も夕食も抜きで、500mlペットボトルのオレンジジュースだけで8時まで過ごしたので、なんだか無性にしょっぱいものが食べたくなった。行きつけのスパゲティ屋(最近バカみたいに行っていることに気づいた)でも塩味のスパゲティを頼んでしまった。 家に帰る途中で友達から韓国海苔をもらった。韓国海苔は薄くて塩がいっぱいついていて、こういう時にはもってこいである。しょっぱい韓国海苔を食べながらミネラルウォーターを飲むのはまさに至福のひととき。 こんなふうに塩味のものを食べていると、塩好きの祖父のことを思い出す。 祖父は塩が大好きで、茶の間の祖父の定位置の後ろにある床の間には、必ず赤いふたの「食卓塩」が置いてある。常備塩である。とにかく何でも塩をかけて食べる。トマトにも塩をかけるし、ゆでたジャガイモにも塩をかけるし、さくらんぼにも塩をかける。ドレッシングとか、バターとかはかけない。軍隊で何も食べ物が無いときは岩塩で生き延びた、というのが祖父の口癖だ。 たくさん働くと疲れるから塩分をいっぱいとらないといけないんだそうで、毎晩湯豆腐にかつおぶしとしょうゆをたっぷりかけて食べながら日本酒を飲んでいる。ちなみに、祖父は夕飯でそれ以外のものは基本的に食べない。本当に毎晩、豆腐としょうゆとかつおぶしと日本酒なのだ。 たまに私が帰省したときに母に頼まれて無理矢理コロッケとか、他のものも食べるように言うと食べるけど、基本はそれなのだ。豆腐を食べながら日本酒を飲んでだんだん前後不覚になってきて、黄門様の印籠も見ないうちに茶の間で寝込んでしまう。すごく体に悪そうだが、それでも80まで生きるから人間は不思議だ。 疲れているときは、塩を食べないといけない。気がつくと、しょっぱいもの&水分という、祖父と全く同じラインナップになっていることに驚く。小さい頃ずっと祖父の膝に座って一緒にご飯を食べていた子供は、大きくなると全く同じものを食べるようになってしまうんだろうか。 人間の育ちとは怖ろしい。とりあえず私が日本酒の飲めない人間であったことを神さまに感謝する。でないと私は高血圧かつアル中になってしまう。 何だかそうなってもいいかなあという気がするこのごろだけど。 |
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| 00/6/16(金) am | そういうシナリオ |
| 結果として、私の人生には仕事しか残らない仕組みである。
私生活にパッとしたことは何も起こらず、時が経つのと共に人間への失望・絶望ばかりが強まり仕事だけが裏切らない存在として残っていく…「あとは、お前だけだよ」……というシナリオの中で生かされているっていうことに、私はもうとっくに気づいている。 近頃は、仕事に命まるごとつぎ込んでも別にいいかなと思い始めている。くだらないことばかりに煩わされるくらいなら、本当に好きな仕事に命をつぎ込んで燃え尽きた方がよっぽどかっこいいようにも思えてきた。金にもなるし。それがきっと、私に対する神さまのお望みなのだ。 どうもうまくできすぎている。仕事以外の事には、何も起こらないうちに片っ端から失望していく。何かが、私の目の前に仕事しかなくなるようしむけている。私の意識が向かうかもしれないよけいな対象を一掃するように、誰かが糸を引いている。 仕事以外では運が全くない分、仕事だけはうまくいきそうな気がする。 さびしい人生だけどしょうがない。絶望のあまりおかしなものにすべてをつぎ込むよりは、仕事にすべてをつぎ込む方がよっぽどマシだ。 |
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| 00/6/15(木) am | 鼓動する真珠 |
| プールに行きたい。
時々友達とプールに行くが、私がプールに行くのは、泳いで体力作りをするためではない。クロールで泳ぎまくるのではなく、プールの底に潜るために行くのだ。 潜って潜ってプールの底に手をついて、目を閉じると、耳には何も聞こえず、重力もない。 本当は、そのまま沈んでいたい。丸くなって水の底にどんどん沈んでいきたい。 水底にするする沈んでいったら、底の方はもう光も届かなくなって、何を見る必要も、何を聞く必要もなくなって、次第に体色も耳も目も消えていく。最後には、丸くて白い玉のような形になる。鼓動する真珠のようになって、だんだん砂に埋もれていくのだ。 しかし実際はといえば、目をつぶった途端に体が浮いてくるし、丸くなったらそのままぷかぷか浮かぶ。プールの深さはたかだか1.4メートル。真珠になれるわけがない。 だったら海に行けばいいかというと、この辺の海は汚くて大嫌いときている。沖縄や小笠原の海だったら確かにきれいだろうけど、明るいしあたたかくて真珠になるには似つかわしくない。 私にできる現実逃避は、やっぱりプールに潜って目を閉じるのが精一杯なのである。 |
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| 00/6/13(火) pm | 「本物」の感じ |
| この間の日曜日は、大学のとある研究会の受付をやった。
要するに学会みたいなもので、私は午後からの受付だったのだが、午後になるともう殆ど人も来ない。暇をもてあましていたら、1人の年輩のご婦人が、会場から降りてきて受付にやってきた。 そのご婦人は、昨日の資料をもらいに来たのだったが、その場にはなく、一緒に受付にいた同級生が研究室に取りに行った。その間、ご婦人は受付のそばに立って待とうとした。 しかしその女性、受付に来たときから、漂う雰囲気がただ者ではないのである。別に何かすごいことを言ったわけでもなく、ふんぞり返っているわけでもない。資料が欲しいという旨を普通に聞いただけなのだが、毅然としていながら何とも言えない品があって、周りとは身にまとう空気が明らかに違う。 よく時代劇で将軍の母親が「○○院」などの名前の尼姿で登場するが、ちょうどあんな感じなのだ。毅然としていて、起こらせたら怖そうで、けれども優雅な上品さがある。何か大きなものを踏み越えてきたような、そんな感じ。 私はとても好感が持てた。こんな雰囲気が出せるのはおそらくただ者ではない。たぶん尊敬できる人だと直感的に思った。 その女性が、資料を取りに行った同級生の去った方を見ながら立っているのを見て、私はだんだん、「こんな高貴な感じの人を立たせておいていいんだろうか?」という気がしてきた。 まるで将軍のご母堂様を汚く薄ら寒い大学キャンパスに立たせてしまっているような、何だかとてもいけないことをしているような、そんな気がしてきた。 何だか見ていられなくて、私は思いきってその人に、同級生が帰ってきたら私が資料を受け取って届けるので、会場に戻ってもらうよう申し出た。その時、女性がこう言った。 「私の本をご希望の方に差し上げる件でも、別の方に聞いていただけるようお願いしてるんですが、その件も確認していただけますか」 本? と私は思ったが、どんな人に頼んだのかを聞いてみたらどうも知っている人のようだったので、その件についてもお引き受けした。 という風に、無意識にだんだん敬語になってしまうくらい何か雰囲気がちがうのであった。その後無事に資料を渡すことができ、本の件を引き受けていた知り合いもその後すぐにやってきたのでよかったが、そのご婦人が一体どんな人なのか全くわからないまま私は帰ってきた。 ---- そういう肩書きがまだよくわからないが、あの物腰だから、内面的にはすごい人なんだろうということはわかる。えらそうにしてても薄っぺらい人っていうのはすぐわかるが、あの女性は中身がきっちり詰まっているからああいう雰囲気をかもしている。「本物」の感じというか。 あのような女性の話を、ぜひ聞いてみたかった。ああいう「本物」の人を目の前にしていたら、私も周囲のくだらない雑音に惑わされることなく、光の射す方へ泳いでいけるんじゃないだろうか。 前に全国学会に行ったときもそうだったが、そういう集まりに行くと、時々見たこともない雰囲気を持っている人に会える。一流しか持たない何かを持っている人を間近で見られる。それが、私にとってはとても大きな収穫だ。 ---- |
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| 00/6/12(月) am | 居場所 |
| どこにも居場所がない。
うまく泳いでいっているつもりではいるのだが、それ以上にうまく泳いでいるひとはたくさんいる。私はいやいやながら泳いでいるので、嬉々としてその流れにのり泳ぐことに何の疑問も持っていない人たちの泳ぎにかなうはずはないのだ。 浜崎あゆみが、どっかのおえらいさんに「どうしてこの世界に入ったの?」って聞かれて、 「居場所が欲しかったから」 って答えていた。 曲もプロモも全部自分が主導して、商品「浜崎あゆみ」を演技していくことで、自分の「居場所」を確保しているんだと言う。そこまでして欲しい「居場所」。 私は、自分以外の世界で居場所を作ろうとするのはもう面倒くさくて、やる気がしない。そんなことをしてまで居場所を確保するとものすごく疲れるのだ。ごきげん取りや愛想笑いなんて、もうたくさんである。私にはもうそんな体力はない。 50年くらい眠りたい気分だ。いきなりおばあさんになってしまえれば、うまく泳げなくても簡単にあきらめがつくだろう。 |
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| 00/6/11(日) am | さびしい女 |
| (その1)今日はバイト先の上司に飲みに連れて行かれそうになった。
同じようにバイトできている男性講師が、友達と一緒に飲んでいるらしいから一緒に飛び入りしないか、と言われたのだ。その講師とは全く親しくもないし自分と合うとも思えなかったので、適当に理由をつけてほうほうのていで帰ってきた。 何だかずいぶん物事をずばずば言う上司なので、それはある意味ありがたいことでもあるが、こういう時は私の心理状況をずばずば突いて逃げ道がふさがれる感じがするのでやりにくい。 それに、今日飲み会をやっていた講師は私よりひとつかふたつ上なのだが、私には子供っぽくしか感じられないのであまり好きじゃないのである。小学生に見えるのだ。 (その2)そんなこんなで息苦しい人間関係を抜け出してどこへ行くかといえばいつものスパゲティ屋なのである。 今日はさすがにパーティ客はいなかったが、土曜の夜だけあってカウンターもこみ合っていた。私の隣にはイスひとつあけて20代後半OL風の女性。 私が言えた義理じゃないが、仕事はものすごくできそうだけど男好きのするタイプには見えない。典型的なキャリアウーマン。 それだけなら何もこんなに印象に残らなかったのだが、とにかく頼みっぷりがすごくて、気にしたくなくても気になってしょうがなかった。 そのスパゲティ屋のスパゲティは、1皿でも女性には結構なボリュームだと思うのだが、彼女は最初のオーダーで鶏の唐揚げ(骨付きチキン、と言った方が良い)とチキン&トマトソースのスパゲティとビール中ジョッキを頼んだ。 そんなにチキンが食べたかったんだ、お腹空いてるんだなあと思った。私だったら胃の悪いことも手伝ってとてもそんなには食べられない。何たってスパゲティ自体もチキンが入っているから、ナポリタンに鶏の唐揚げが2、3個のってるのと同じようなものなのだ。それでかつビールにチキン。私は感心した。 でも彼女はそれだけでは終わらなかった。既に店に入った時点でラストオーダー15分前だったのだが、ラストオーダーを取りに来た店員さんに、彼女はさらに追加注文した。まだスパゲティを食べている最中なのにである。 その料理の名前を聞いてびっくり。なんと、スパゲティグラタンであった。ひと皿分のスパゲティをドリアのお皿に入れて、上からホワイトソースをかけてグラタン風に焼いたものだ。 私も前に頼んだことがあるが、それだけで一食分のボリュームはあった。それをこれから食べようと言うのか。お金のムダでは? しかしそんな心配は必要なかった。彼女は最初のオーダーでやってきたチキンのスパゲティひと皿と骨付きチキンを平らげると、運ばれてきたスパゲティグラタンも平然と食べていたのである。 (すごい、すごすぎるよ……) 胃が丈夫って素晴らしい。私が羨望のまなざしで見つめる中、彼女はラストオーダー終わったっていうのに大きい声で店員さんを呼び、「まだ今ならケーキくらい頼めますか?」と言った。 (ケーキまで……) 隣で聞きながら気持ち悪くなった。 (その3)彼女は、スパゲティグラタンをきれいに平らげると、そのまま嵐のような勢いで店を出て行った。食休みもとらずに。私だったら食べてすぐあんな早足で歩くと間違いなく胃が痛み出すはずだ。 健康って、こういうことなんだろうか……としばらく呆気にとられた。 とにかくあんなに食べる女性は初めて見た。摂食障害か、失恋直後のやけ食いを想起させる食べっぷりだった。 パンツスーツ姿のまま、あんなにいっぱいの食事をひとり猛烈な勢いで平らげ、ゆっくり休むこともないまま足早に立ち去る。それがあの人の週末…。そういうのを外から見せられると、なおのこと身にしみた。 ---- |
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| 00/6/9(金) am | パソコン系小ネタ |
| (その1)諸事情により、flashとCGIとスタイルシートの勉強をすることになった。
もともとすごく勉強したかったので、とりあえずflashからやるつもりである。大学の研究室サイトをflashで作ったりなんかして。プラグインが要求される大学サイトなんて嫌だろうなあ(絶対迷惑がられる)。 私はせっかちなので、よっぽどの事情がない限りプラグインのいるサイトは作らない方がいいと思うのだ。サイトに求めるものは1:軽さ、2:情報の量と質だと思うので、うちのサイトも全く何にも使っていない。だけど今回はそれを「使ってみせる」ことが最大の情報なんで。 (その2)長いことパソコンの前にいるのが想像以上に消耗する作業であるということはずっと以前に確認済みである。 そのため昨日はものすごく早く寝たのだが、私の枕の寝心地の良さには本当に参った。「至福」の一言につきる。眠るのが楽しいと、眠ったあとに仕事をするのがますます楽しい。 (その3)そういえば、ウェブ関係のことになると私の行動パターンが一変する。 普段の塾バイトも全く楽しくないわけではないのだが、かといって仕事をしているときに私の生命活動がパッと高まるような感じまではしない。生きてるっていう感じがしないわけではないが、かといって普段よりその感じが強まるわけでもない。可もなく不可もなく、という形容がぴったりくる。 それにひきかえウェブの仕事はそういうのとは全く違う。「休み」と「仕事」の位置づけが全く変わってしまう。塾バイトとか学校の勉強になると「休み」=仕事からの逃避、「仕事」=身過ぎ世過ぎなのにこっちでは「休み」=仕事をするための疲労回復、「仕事」=生きる目的になるのである。 まあでも、これもまだ人間関係が絡んでいないせいなんだろうけど。もしややこしい人間関係が絡んできてもこのまま維持できるようだったら、それは本当に天職なのだろう。 |
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| 00/6/8(木) am | 理想の隣人 |
| 今朝から、私のアパートの隣の部屋でガタガタごとごと言っていた。
何が起こったんだろうと思っていたら、添削を出しに行こうとドアを開けて謎が解けた。何たって、隣の部屋のドアが開けっ放し。そこからのぞくカーペットらしき束。 隣は部屋のリフォームのために、業者さんが朝から作業をしていたのだ。道理でべりべりっていう音がするわけだ。きっと壁紙をはがしていたのだろう。私はてっきり、誰かが部屋の壁をひっかいているのかと思った。 女の子を連れ込み半同棲を5年間続けた超パワフル隣人の次は、部屋の壁をひっかきまくる隣人か……と気が重かったので、とりあえず業者さんであったのは何よりであった。 でもよく考えたら、リフォームをしているということは隣の空き部屋に次の住人が間もなく引っ越してくる前触れなのかもしれない。 次のお隣は静かな人がいいなあと思うが、でも私は夜中に活動しているので、静かすぎる神経質な人だと苦情をよこすおそれがある。 私の理想の隣人は、とりあえず純粋に1人暮らしをしていて(彼氏彼女を連れ込まない、暴力をふるわない)、私に苦情をよこせない程度には静かでない人である。 たまの楽しみの夜の長電話の時に、「うるせぇ!」とばかりに壁をドカドカ蹴られると非常に悲しくなるから。 ---- |
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| 00/6/7(水) am | また小ネタ |
(その1)今の時点で、バイトを4つほどやっている。 これが働き過ぎなのかまだ甘いのかよくわからないが、どれかやめたらいいんじゃないかと言われてもどれもやめるわけにはいかない。 この間、面接で自分で自分のやっていることの説明をしていて気づいたのだが、最近の私はどうもそれぞれのバイトに金を稼ぐ以上の目的を付与しているらしい。 というわけで、今夜も赤ペン片手に添削をするわけである。 (その2)添削のバイトは手首が命で、慣れないうちは手が疲れる。 ネットを始めたばかりの頃、日々のキーボードの打ちすぎのため一時期両手首が腱鞘炎気味になったことがある。たぶん自分の手首は弱いと思った私は、それ以来手首を使うことには最新の注意を払っている。 添削バイトの時も多少は手首のことを気遣う工夫をしている。例えば赤ペン。 あとは、手首の下にポケットティッシュをしいて書く。簡単なことなのだが、パソコンキーボードの手首あてと同じで、びっくりするほど手首の耐久性が上がる。一度おためしあれ。 |
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| 00/6/6(火) am | 小ネタ |
| (その1)毎週月曜日は、同じ月9でもNHKの宮尾登美子ドラマを見てしまう私。
毎回うーんとうなりながら見ている。男性の口説き文句が素晴らしい。月9のトレンディな男が口にする薄っぺらい口説き文句よりも、カツラをかぶった宮尾ドラマの登場人物が言う台詞の方が、ずっと重くて胸にしみる。さすが宮尾登美子。 というより、私の感覚が世間よりずれてるというか、老けてるというか、そういうことか。 (その2)スーパーからちょっと高めの仙台味噌(赤味噌)を買ってきて、タマネギとセロリと豆腐のみそ汁を作った。甘みとこくがあってとてもおいしかった。高い味噌って、やっぱり違う。 おいしい食べ物を食べると、気分的に余裕ができる。祖母が私に口をすっぱくして「ちゃんと食べろ」と言う理由はこういうときに思い知るんだけど、でもついつい。 (その3)「食べる」といえば、日曜日の「あるある大事典」でグレープフルーツのことをやっていた。 グレープフルーツの効用をいろいろ見ながら、ひと月くらい前に、バカみたいに毎日グレープフルーツが食べたくて食べたくて仕方ない時期があった事を思い出した。体は的確に足りないものを補おうとするものらしい。 何でも、黄色いのより赤っぽい果肉の方がよりいいそうだ。今日はスーパーでも、黄色い方より赤い方が2倍くらいよく売れていた。 そういえば、私は黄色と赤の2つのグレープフルーツのうち、いつも赤ばかり買っていたような気がする。うーん恐るべし、私のカン。 (その4)久しぶりに実家に電話をしたら、 「何あんた、ピロリ菌がいるからってヨーグルトばっかり食べてるんだって?」 って母に呆れられた。どうも弟から情報が伝わったらしい。 ピロリ菌がいると決まったわけではないが、うちの身内から胃の病気(ガンやポリープ)になった人がもう4人も出ているので、気をつけるように母にも言った。 ちなみに、私がピロリ菌およびヨーグルト情報を真っ先に伝えた弟からは、「イリュージョンの世界に生きてるね」って言われた。あんまりだ。 |
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| 00/6/5(月) am | ウソ日記 |
| 餃子を作ったんですけど、やっぱり焼き餃子は焼き加減が難しくて、こがしてしまいました。右耳の調子がこないだからおかしいです。難聴?…というわけでウソ日記。これまでのあらすじはここでどうぞ。
---- Tは、自分が婚約者と出会ったときのことを思い出した。 (もしかして、この声の主が) 広報部の給湯室から、好きだったウェブ日記の内容と同じ話が聞こえてくるのを耳にした自分は、声の主が出てくるのを待った。その時はまだ近づくつもりもなく、ただ姿を見たいというだけだった。 間もなく、湯飲みを手にした女子社員が2人出てきた。2人の後ろ姿を、気づかれないようにさりげなく見る。 何か楽しそうに笑いながら、左側の女子社員が横を向いた。ちがう。その女子社員は前からの知り合いだった。だとすると、右側だ。 思わずじっと見つめると、不意に左側にいた知り合いの女子社員が自分の存在に気づいた。 「あれ、T君?」 右側にいた女性がこちらを振り返る。 「この人、総務のT君。私たちより年は1つ下だけど、一応同期」 ミカが説明するのを聞いて、右側の女が自分の方を見て何か言った。自分もきっと何かを答えた。だがあの時何を言われたのか、それに対して自分がどう答えたのか、よく覚えていない。 動揺していたはずなのに、自分はなぜか知り合いの女子社員との会話を無難にこなしたようで、気づいたときには2人は目の前からいなくなっており、持っていた書類も消えていた。きっと書類は知り合いの女子社員の方に手渡したのだろうが、それもよく覚えていなかった。 その人は、亡くなった姉の季実子に、ぞっとするほどよく似ていた。 |
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| 00/6/4(日) am | よい習慣は財産 |
| 私は電話が大好きだ。
今日は塾バイトの日だったが、事務のKさんがお休みで、講師室に私と上司しかいなかった。上司が電話の応対をしているとき、2台ある塾の電話のうち、もう片方が鳴った。 私は今まで塾の電話に出たことがなかった。そういう立場にないと言った方がいい。電話応対をするには、私は塾の仕組みがよくわかっていないのだ。 保護者からのクレームだったらまずいなぁと思いながら出てみたら、一応他の教室の教室長だったので、上司が電話中の旨を伝えて電話を切り、上司には「○○教室の××さんでした」と伝えた。 たったそれだけだったのだが、事務のKさん並にはそつなくこなしたので上司からほめられた。何か非常にほめられて、私がいかに日頃愚鈍に思われているかを思い知った。 どうも上司は、私がKさん並にしっかり電話応対できるとは思わなかったらしい。 何でも、私と同じ日にバイトに来ているN先生(25・男性)に以前電話応対を頼んだとき、N先生は走って逃げ去ったのだそうである。おいおい…… これも秘書検定の勉強の成果かもしれない。上司から電話を取り次ぐなと言われているときに上司の家族が交通事故で入院したという電話が来たらどうするか、っていうのもバッチリだ。 でもよく考えてみたら、私はもともと電話応対が好きなのだ。 両親が教師なので、実家には毎晩8時過ぎると結構たくさん電話が来た。 教育委員会の人、父兄、他校の校長、両親の同僚教師……かかってくる相手は様々で、どれも失礼がないようにしないといけない。茶の間でいつも電話のいちばん近くにいて、決まってそういう電話の応対をしていたのは祖母だった。 私はいろんな電話に応対する祖母の姿を見て育った。それと、そういう電話を祖母から受け取り、しきりとお辞儀をしながら話す両親の姿も見て育った。子供の私には、それがとても面白そうだった。 電話のおもちゃを買ってもらったら、早速「1人電話応対」をやったような気がするし、小学校に上がる前に電話の出方を教わって両親への電話を取り次いでいたような気がする。これがまた、いろんなひとの声が聞けるのでますます楽しくなり、結果私は電話大好きになった。 子供の時からのクセはまだ残っていて、バイト先でも学校でも、電話応対の仕方はついつい注意して聞いてしまう。そしてこのクセが、私に対する愚鈍疑惑を晴らしてくれたのだ。きっとN先生にはそういうクセがなくて、電話大好きでもなかったから逃げ去ったのだろう。 よい習慣は財産だなあ、と実感する日だった。 |
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| 00/6/3(土) am | 裏切られない関係 |
| 数日前、妹と電話でケンカをした。
ケンカの原因は、私が妹の結婚話の進み具合を聞いたことなのだが、最近妹はナーバスになっていて私の言葉を「干渉」と曲解したらしい。 妹「あなた何でそんなにいちいち聞くの!? あなたのそういうの、すごく負担なんですけど!!」 電話の目的は実はそんなことではなくて、趣旨としては「今日誕生日なんですけど」っていうのが言いたかったのだが、さすがに厚かましいかなと思って話題を変えたのだ。そのせいでケイタイに電話がつながって数十秒でそんなことを言われ、私は非常に腹が立ってそのまま電話を切った。 そういえばその時、妹の家の留守電には1:誕生日のこと、2:結婚のこと、の順でメッセージを入れたのだが、その後何のリアクションもないので「おいおいシカトか!?」と思ったがいつものことと思って肩を落として友達に愚痴っていた。 そしたら今日、クロネコヤマトの荷物を受け取ったら、差出人が妹だった。 開けてみると、誕生日プレゼントとバースデーカードが入っていた。 "いよいよ24歳? 見えないね。もう少しおとなっぽくなるようこの2つのプレゼントを送ります。おくれてスミマセン…" 感動。 「やっぱり血のつながった関係って、私を裏切らないなあ」と実感した一瞬であった。 ---- それがすべてだとは言えないが、遺伝子がある意味最高の関係保証であることは間違いない。切っても切れない。赤の他人の中には、こんなに遺伝子の近い人なんて誰もいないんだから。 これが男女の恋愛だったりすると、いくらでも相手の掛け替えがきいちゃうんだもんね。裏切りに次ぐ裏切り。 血縁は、裏目に出ればこれほどいとわしい関係もないけれど、私は血のつながった人がたくさん居てよかったと思う。相手が自分にとってかけがえがないように、相手にとっても自分はかけがえがないということを、何もしなくても体に刻まれた遺伝子がちゃんと保証してくれるのだから。 もしかすると私は、わが子を信じることができても、その父親を信じ切ることはできないかも知れない。 |
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| 00/6/2(金) am | 命まるごと |
| 今とても気になっていることがある。
それは、顔グロってどんな感じだろう、ということだ。顔グロといえば日焼けサロンで肌そのものの色をくろーくするのが本来のありかただったはずだが、今は顔グロの人はみんなメイクで黒くしているらしい。 それが美しいか否かはおくとしても、とりあえず笑えることだけは確かだろう。何しろ肌は真っ黒、つけまつげをのりではり、さらに目の周りに黒!白!黒!白!と豪快に色を入れて、口は白!である。ボディペインティング用の絵の具とかを唇に塗るのだ。 なんという自傷行為! リストカット症候群みたいだ。 でもこの「顔塗り絵」、一回やってみる分には非常にいい息抜きになるような気がする。神経質なまでにしみやにきびを気にしたり、しわがどうこう言ってたまったストレスを、「どーせこんなにぬりゃあ見えない!」的に真っ黒に塗り潰して一気になくしてしまおう。そして毛皮(ヒョウorトラorヘビ)のワンピース(もちろん肩あき、ノースリーブ)に身を包んではだしで街に繰り出そう。 「顔なんて、こーーーんな程度のことよ!!! そんなことより重要なのは、脈打つ私の鼓動、燃えたぎる命!!!」 と思えるに違いない。命まるごとで街を歩くわけだ。 その調子で、崖にはだしで立って力強く顔グロで歌え。気分は小柳ゆき。曲はもちろん小柳ゆきの「愛情」である。♪飛ーびー立ーつ、tru---e hear----t! といったわけで、今度友達が家に泊まりに来たときのために、顔グロ化粧用の黒い化粧品と白いアイシャドウと白い口紅を研究しておこう。こっそり買っておいて、お泊まりの時にみんなで塗って遊ぶのだ。こりゃあいいや。 ---- |
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| 00/6/1(木) am | その名はピロリ |
| ピロリ菌ってご存じだろうか。
ピロリ菌は、胃炎の原因になるという細菌である。これがいると、いったん胃潰瘍になってからの再発率がものすごいらしい。ハッキリ発ガン因子と言われているらしい。ってことは、胃癌の原因にもなるってことだ。 私は2年ほど前、胃の調子がものすごく悪くなった。それ以来、今も紅茶はマグカップで2杯、カレーライスは1杯で気持ち悪くなり、コーヒーなんて怖ろしすぎてミルクなしではとても飲む気になれない程度に胃が悪い。 どんなときも気兼ねなく、調子よく食べられるのはプリン・ヨーグルトと茶碗蒸しや玉子とうふくらい。白いご飯は好きだから多少負担でも食べるが、とんかつや天ぷらなどの重いものは体調が特によくないと食べる気にならない。 こんな慢性的な胃弱状態が2年も続いている。胃をおかしくしてからずっと、「人間は突如として胃炎になってそれが続くものなんだろうか……」と不思議に思っていたのだが、そんなときにテレビでピロリ菌の事を放送していたのだ。 ピロリ菌感染後の症状を聞いてみると、私が胃を壊した頃の症状に当てはまることが結構多い。いきなり胃炎になって、胃がだんだん小さく弱くなる。胃潰瘍にこそなったことはないが、胃潰瘍の人が再発を繰り返すくらいだから、きっと胃が慢性的に悪くなるのだろう。 このピロリ菌、日本人は2人に1人は感染しているらしい。感染経路は経口感染などだそうだ。ネットで情報を探したら、ピロリ菌の除菌治療には保険がきかないらしい。しかも検査もめんどくさい。 だけど私の場合、ピロリ菌に感染している確率は80%以上だろう。やっぱりこんな風に胃が弱いのは絶対おかしい。そういえばうちの母も慢性的に胃が悪くて、ご飯を食べては気持ち悪い気持ち悪いと言っている。母にも教えてあげよう。 今度ちゃんと病院に行ってみようかと思う。いくら何でも、こんなギャグみたいな細菌のせいで胃癌になるのは嫌だ。 ---- |
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