神様、まさか、そういうこと?

 

 

 

03/7/27(日) pm 見直し
本当に体の調子が悪い。

会社の診療所に何度か行ったが、今度こそ本格的にストレスからくる不調らしいのでどうにもできない。強くなろう、自分。薬飲む程のことでもないし、飲みたくもないし。

精神的にはとんでもなく追いつめられているのだが、私はここでもう少し頑張りたい。塗炭の苦しみ。

手や足がなくなったってわけじゃない。肺炎の時よりはマシなはず。でも神様、私を助けて。

……なんて大げさに言ってみてもなあ。今までも周期的に、こういうわけの分からない精神状態の時期ってあったものだ。

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たぶんこんなことになっているのは、ありがちな30前の女の憂鬱ってやつだろう。この年頃、さすがの私でも乗り切るのが辛いのだたぶん。乗り切るために使える手持ち札が何もないもので…。一緒に泣ける友達も、そばにいてくれる夫も、頼りにできる両親もここにはないわけですので。

そんな人間が、仕事に追いまくられたらこのくらいになるのは無理もない話だ。まだ正式な病名がつかないだけマシってもので。ゆっくり乗り切ろう…。

東北にいる友人たちは、人生のコマをどんどん先に進めている。結婚したり、新居探しをしていたり、職場が変わったり、子供が生まれたり。

なのに当方、いまだ小学生レベル。何についても自信が持てず、自分のものって思えるものが何もなく。生命力がどんどん失われていく。これが、30前の憂鬱ってやつだな…はあ。

でもとにかく、私はここに根を張って生きていかないと。東北に戻るつもりはないんだから。戻ったらきっと何も手に入らない。

私の手に入れたいものは何だろう。本当に欲しいものは何だろう。そういうことを含め、見つめ直しながら生活を立て直す時期に来ている気がする。

 


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03/7/7(月) am レインボーブリッジと飛行機
〜続・シバウラのじーちゃん 衝撃の解答編
みなさん、覚えておいでだろうか。

もうはるか昔、このホームページを開設してまだ間もない99年の秋、私が「シバウラのじーちゃん」という日記を書いている(こちらを参照)。

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で、その時から早4年の歳月(じーちゃんに言われた時から数えると、すでに6年)が過ぎた。

あのじーちゃんに会って以来、私は一度も芝浦に行ったことがなかった。誰かと行こうと思えばいくらでも行けたが、何となく機会を逃し、そのうちあの出来事のことはどこかに忘れてしまって、日々生活していたのである。

おとといの夜、とある事情から大井競馬場に行かなければならなくなった。それで、東京モノレールというのに初めて乗った。

レインボーブリッジが見えるのと、東京タワーが見えるのと、どちらがいいとたずねられ、レインボーブリッジがいいと答えた。窓から、着陸態勢に入るために旋回飛行している飛行機が見える。

夜だから、飛行機のライトが眩しく光り、機体の影が青く見えて、今までそんなに近くで着陸間近の飛行機を見たことがなかった私は、しばらく見入る。向かいに座る同乗者は、飛行機好きで一も二もなくはしゃいでいる。その様子に、何だこりゃと私は多少呆れる。

車窓から海が見えてきた。少し遠くにレインボーブリッジも見えた。何度かゆりかもめに乗ったことがあるが、ゆりかもめから見るレインボーブリッジより、こっちの方が立体的で楽しい。

紺色の海と、薄いブルーとグリーンに光るレインボーブリッジに私はひたすら見入っていた。向かいの同乗者は、車窓からいろんなものを見るには、この車内は明るすぎると文句を言った。

(あれ?)

私の中で、ふと何かがひらめいた。海。レインボーブリッジ。海にはゆりかもめよりも、少し遠い位置。

(もしかしてここは…前に地図で確かめた…)

「ここって、芝浦ですか?」

とたずねると、向かいの人はそうだと答える。近くに芝浦工大があるはずだと。

東京モノレールは、芝浦のど真ん中を通る。今まで私は、これに乗ったことがなかった。乗ったことのあるゆりかもめやJRは、こんな風に芝浦のど真ん中を通らない。ということは、事実上、これが私にとって「初めて芝浦に来た」っていうことになる。ことになる…ことになる!?

一気に、シバウラのじーちゃんの、あの記憶が蘇ってくる。反芻する。

「今度、トウキョウのシバウラに行きなさい。…ただし、ひとりじゃダメだよ。ふたりで。」とじーちゃんは言ったはず…

ああ、確かにひとりでは来てないや、行きがかり上、もっと増えるはずだったのに結局二人になってしまったから、一応二人だ…っていうか…おい…

ゆっくり見上げる…右側にある大きな窓に、同乗している向かいの人の顔が写っている…酔っぱらいすぎて珍しく今日何本も電車を間違え、はしゃいだり文句を言ったりアップダウンの激しい…もしかしてこれ…これ????

(…………………!!!!!!!!!)

大混乱。衝撃で何も言えない。これなのかもしれない…あのじーちゃんが言ったのは、これだったのかもしれない?

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????? わからない。こればっかりは、私には何とも判断ができない。

しかしたったひとつ、これだけは言える。

私はどうも、あのじーちゃんの言ったことを、6年の歳月を経て、おととい意図せずに実行したらしい。

大井競馬場に行くことになったのは私の発案ではないし、その交通手段を選んだのも私ではない。二人だったのも、成り行きの問題。私の自発的な意図は、何もない。

人は生きていると、こんな不思議体験もするものらしい。それでここから何か起こるのか、起こるとして一体何が起こるのかは、全く想像もつかないが…

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