寒いからって軽はずみな行動はやめましょう。
| 99/11/30(火)pm | ウェブ日記の危険度 |
| たまに、この日記はどんな人が読んでいるんだろう、と思うときがある。
この場所がワールドワイドという認識は一応ある。だから、滅多なことを書けばやばいということもわかっている。ので、一応セーブしようと試みる。実際セーブはある程度している。でもあまりやりすぎると、書いてて全然つまらなくなってしまう。 そこで私ははたと思う。「こんなずらずらテキストを細密に読むほど私に興味のある人なんて、いないって。」「あそうか。」「だから最低限の個人情報を守れば、あとは結構どうでもいいことなんじゃないの?」「そうかもなぁ…」なんて自問自答。 などということをやりながらついつい筆は走る。どうも最近は友人がせきららかもねと評するほど走っているらしい。でも結局ネット上で見知らぬ方たちに読んでもらってアドバイスや感想をもらう分には全然かまわない程度でしかない。むしろ半分はそういうのを望んで書いている。おおインタラクティブ・メディア。 私の知らないマニアックな私ファンの人が、隠し撮りした私の写真で壁面の埋め尽くされた部屋で毎晩チェックし「ひーっひっひ…」などと笑っているとすれば怖いが、そんなやついないだろう。 書いた本人は「とっておきの秘密をおしえてあ・げ・る」とか書いていたって、日記批評サイトには「つまらん日常系日記」と評されることもある。私の日記はそういう日記だろうと思う。同じ情報でも読む人にとっては全然価値が違うんだから、私の方が想定読者層を大きくはずしていなければ大丈夫なのだ。 今のところ、大体読んでいる人たちは把握できているから別にいい…と思っているのだが、しかし、その一方で時々思う。待て自分。ここはワールド・ワイド・ウェブだ。君の微少な命を食らいかねない巨大な蜘蛛の巣の上なんだよ。絶対ない、なんてことがあり得るのかい? 今時、端末はどんな奴の目の前にも転がっているんだよ、と。 危険性がゼロじゃないのはわかっている。私はアクセス解析というのもやっていないし、アクセス制限なんてもちろんかけていない。読まれたくない人に読まれる可能性はもちろんある。でもそこまでやって読まれないようにするのは馬鹿馬鹿しい。だったら最初からウェブで日記なんて書かなきゃいいのだ。やっぱりそこは「ある程度の危険は認識して書いているんだから大丈夫だろう」と見切り発車だよなあ。あとはちょっとの制約のもとで日記を書くだけ。 それに、たとえ読まれたくない人から読まれたことがわかっても、自分は顔色ひとつ変えずに「あれ、読んじゃいました? 読んじゃいましたか。」って笑って言ってしまえるような気がする。 同じことを面と向かって言ってしまうより、同じ内容を日記で読まれる方がショックが少ない。もし読まれたのが同じ内容であっても、日記帳に書いた日記を読まれたとしたらこんな感じは起きないだろう。 書く前に気をつけるちょっとの制約がそうさせるのだろうか。不思議だ、ウェブ日記。 | |
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| 99/11/28(日)pm | 苦労のしがい |
| 電話で、祖母が私に言った。
「この年になってみっと、もっと苦労しておけばよがった、って思うぜぇ。」 あっちなみにこれは山形弁である。 祖母は今年で75になるが、水呑百姓の子沢山の長女に生まれたし、12で家を出て工場勤めして体壊したし、東京大空襲の下を走って逃げたし、その他じーちゃんとの結婚から今までの人生で、もー十分苦労している。 ここにはもういちいち書かないがとにかくもう十分だろって感じである。この世代の人なら誰しも苦労した歴史があるだろうけど、貧しい家だったからなおさらだったろう。 にもかかわらずこの台詞である。もっと苦労がしたかったと祖母は言う。理由はわからない。私には不思議でならない。 いらない苦労はしないにこしたことはないし、楽して幸せなら最高じゃないかと思う。家庭が裕福で周囲にも恵まれて、ひどい挫折もがりがりの努力もなく、ちょっとの努力とちょっとの挫折でトントン拍子に目的達成をしていく人は確かにいる。 「そういう人も外側は安定しているように見えて実はそれなりに大変なんだよ」とよく言われるが、私は違うと思う。比較的楽な人生って確かにある。 祖母はそういうのはいらないと言うが、もしそういう人生をはい、と自分の目の前に出されたら私は迷わず食うけどなぁばーちゃん。 これは祖父母両方に言えることなのだ。「もう年なんだし、もうそんなに働かなくてもいいじゃん! もう十分働いたんだから楽すればいいよ!」と私が言っても、祖父母は昔から全然きいてくれない。テレビ見て温泉入って牛乳飲んで寝てなさい、って言っても全然きかないで、趣味といってきつい畑仕事ばかりしている。 「もっと苦労がしたかった」というのが祖母の75年の人生の結論だとすると、私もたくさん生きればいつか苦労に積極的な意味を見いだすことが可能なのだろうか。楽しくないことを経験する、ということに積極的意味を見つける??? とにかく、長生きというのは時にものすごい台詞を言わせてしまうものなんだな、と感銘を受けた日だった。 私がその境地まで到達できるかどうかはあやしい。本当なら今年世界滅亡とともに死ぬ予定だった。しかしノストラダムスの大予言が外れた以上、長生きする可能性が出てきてしまったわけである。 いつか、私が祖母と同じ言葉を(山形弁ではないかもしれないが)口にする日はやってくるのだろうか。 |
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| 99/11/27(土)am | 理想の生活 |
| バイト先の生徒がテストの答案の空白に、
「最近勉強をやる気が出ません。どうしたらいいですか。」 と書いてきた。 「大学で自分の好きなことを勉強するために、今の勉強があるんだと思うようにしたらどうでしょう。自分が好きなことは何か、やりたいことは何かを考えてみましょう。あとは気晴らし。どこかに遊びに行ったり、映画を見たりして、あとは友達や私にぐちをこぼしましょう」 と、答えてみた。私にしてはがんばって答えたつもりである。人のこと言えないだろってツッコミ入れたくなるのを必死に押さえながら答えてみた。 今自分がやりたいことは何か、と言われて、私は今のところためらわずに答えることができる。 金儲け。 だってローン返さなくちゃいけないんで。ただ金儲けをするんじゃなくて、自分が楽しいと思うことをやって金儲けしたい。たーんと儲けて借家を借りて、白に黒か茶のぶち犬を飼う。もちろん犬の名前は「八房」か「ハリー」。犬種はチワワが良いが、ぶちのチワワなんて見たことがないからきっとダメだろうなあ。 そして庭にチューリップや沈丁花やくちなしや蔓ばらや山形の実家の庭にあるオレンジ色の花(名前がわからないが南国系の形の花)やうめや水仙やもってのほか(食用菊)やあじさいや藤や桜や楓や南天や銀木犀やしゃくなげや牡丹を植える。 もちろんISDNでテレホに入り、特大サイズのグリコヨーグルト健康を食べながら、メモリをどっさり積んだマックとゴーライヴで毎日HPの更新をする。時々ヨドバシの書籍コーナーで存分に買い物をして、寝る前には岩波文庫を読む。おっと忘れてた「八房」および「ハリー」の散歩にも行かねば。 借家の一室にはこれでもかと本棚やCDラックを置くし、もうこれでCDもきちんとしまえるしスペースを気にしながら本を買うこともない。 至福だ……。「お金では買えないものがある」ってドラマでよく言うけど、とりあえず金で買えないものより金で買えるものの方が私にとってははるかに重要だと今のところ感じるわけです。だってローン返せるもん。それだけでも絶対幸せな気分になれるにちがいない。 金で買えないものがある、っていうのは、金で買えるものはひととおり不自由していない贅沢者の言う台詞だよなー… |
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| 99/11/25(木)am | 悲しみのミレニアム・クリスマス |
| 今年がミレニアム・クリスマスだなんてそういえば今の今まで忘れてた。
はたと気づけばテレビじゃミレニアム・クリスマスだって大騒ぎじゃないか。 そーかそーかそうだったか、何しようかなあ。雪降ったら買い物に行きたいなあ。 って思ったらイブもクリスマスも塾のバイトだよ。おうおうやらせておけばバイトかい。しかも夜の6時から9時かい。私の大好きな時間がないよ。ってことは当然バイト代は2倍だよね? えっ、通常通り? えっ…うそ!? ばかーっ、ばかーばかばかばかー……ぁあぁ……!! 3日連続で冬期講習なんていうシステム作るなよ! 確かに同じ12/24〜26期間に講習をやるバイト先生は他にもいるけど、みんな昼か午後で、夜の時間帯なんて私だけじゃんか。たったひとりかい! 時間割表の私のコマの隣の空欄がむなしい。 いかにも「どーせ彼氏おらんじゃろうてめぇは!! おらおらおら、オマエなんかは聖夜に塾講でメリークリスマスじゃぁ!」と言わんばかりの時間割り当てに涙も枯れる。ひどいよぉ上司。クリスマスに君の顔なんて見たくなかったよ。夕飯おごってくれるなら別だけどそんなことしてくんないだろ? いや、したら問題だから別にせんでいい。 サンタさん…プレゼントはいらないんでバイトの代わりをやってください…いい子にしてたじゃありませんか私。え、だめ? こないだ飲みすぎたから? そんなのひどいよ、飲み過ぎで体がしびれたくらいで…… ---- このままじゃダメだ。こういうのに強そうな人の話を聞こう。稲葉さんになぐさめてもらえば何とかなるかな。はい、コンポに入れてと。え、「やけに痛いと思ったら胃にりっぱな穴があいてたんだ」? そうか君もか…。そっか。「清い我慢も度を超しゃこうなる、心のキャパにもあるボーダー」か。ううっ…あれ、涙が …追い打ち? ---- 実家じゃ直径23センチのケーキ3つ(チョコレートと生クリームとアイスケーキ)を弟(17、サッカー部)が末っ子の特権でひとりじめでほおばっているだろう。別にいい。ケーキなんてさほど好きじゃないし、その分私が弟の分まで学費をめいっぱいほおばっておあいこなんだ。 ああだけど、何をしよう。確かに何もしないで終わったら、本当に悲しくなって終わりのような気がする。ああやだ。そんな最低なのは絶対嫌だ。でもだからって何ができる時間でもない。街頭でマッチ売りの少女でもやりたい気分だ。少女にしては年食ってるけど身長低いから許してよ。いらんかえー。安いでっせー。あれ? 何ですかおまわりさん。え、販売は販売でも我が身を販売してるんじゃないかって? 違いますよ見てくださいよ商品はこの通りマッチですって…いえ、おまわりさん、そんな違いますってば…ああここがテレビで有名な国分町交番…… ---- |
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| 99/11/23(火)pm | 夢の中まで… |
| 今ちょっと気分が悪い。理由は夢。
ひとつめ。 「うーん、どうやったらこの文字にかっこいい質感が…ああー、でも色数使うと減色できないから重くなる…エッジがきたなくなるのはやだなあ…やっぱ文字の形をもう少し変えた方が……」 …って、ずーっとパソコンに向かってウェブにのっけるロゴのアルゴリズムを考えている。 ふたつめ。 書棚を見上げる私。 「うーんと、『レポートの書き方と研究計画の立て方』か…そうだな、私は基本からやり直さないとまずいよ。ただでさえバカだし…。……ああ、でも江戸文学関係のも読まないと…新書見るか…岩波文庫も…あ、でも『必携』も買った方がいいよなぁ……お金ないから、今日のところはこの3冊か…」 レジへ持っていくと、きつめの顔をしたけばい感じの年輩の女性店員さんが、 「この次どんなのを買うかは目星つけてるの?」 「えっ? いえ…あの…」 「そうねぇ。現代思想のシリーズが○○出版で今度出るから、それ買った方がいいわね」 「あ、はあ…そうですか…」 「本は何を買うか、購入計画をちゃんとたてて買わなきゃダメよ!」 …って、本屋で怒られていた。 ---- 私はいつも、日常世界が舞台の夢なんか、まして自分が出てくる夢なんか見ないのである。どうしてかわからないが、普通は非現実的な設定で、全然知らない人が登場する夢ばかり見る。生まれついての空想癖のせいか、変な夢を見ないとやっていけないのかもしれない。 でもこれが、ウェブを作り始めると話は別で、夢の中までウェブを作っていることがよくある。そういえば2年ほど前、サイトの作り方を覚えたばかりの頃は夢の中までFTPでファイル送信する(が、再読みこみしても一向にそれが反映されない)夢を見ていたなぁ。あのときもよくうなされたものだったよ…。 昔どこかの科学者が、ずーっととけないでいた疑問を、夢で3匹の蛇がぐるぐる互いのしっぽをかんで回っている夢を見て解決した、という話を聞いたことがある。私の夢は何のヒントにもならないけど、とにかくこれら2つについて自分が結構思い詰めていることはわかった。 案外私って真面目なのであろうか。考えていないように見えて、実は非常に不安なのに違いない。確かに、この2種類の問題に正面から向き合うとどきどきするのは事実なのだからそれはわかる。わかったから夢の中でくらいは考えるのやめようよ、ね、自分。いや、でもやっぱり向き合わないとまずいでしょ。そう? やっぱり?(自分との対話…今年多いなあ) うーん、ふたたび胃が… |
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| 99/11/22(月)am | 我が愛しの深夜番組 |
| 深夜番組、好きだ。愛してる。とりあえず今の私の生活は、アンタナシには考えられない。
(…ってもう、いきなりテレビの話だもんなぁ。私もあのう、自覚してます。3日前に飲みすぎて、絶対脳細胞が壊れました。週末、読書(岩波文庫)などにいそしみましたが一向に頭の鈍りが回復していないのです。だから、「くだらない話題しか思いつかないのかオマエは」というツッコミが入ってもすみませんとしか言えない…。) 本日、ひとつきぶりに再開した「笑う犬」を見た。が、いたく期待はずれで終わった後5分ほど悲しみに沈んだ。やっぱり私には無理だったのだ。午後8時台の、あの妙に明るくてにぎやかであたりさわりのないテンションにはついていけない。 11時台という遅い時間帯、人数が多すぎない、かつ深夜の似合う出演者、25分という時間枠。そういうシチュエーションが持つ独特の雰囲気が私にとってはきわめて重要だった、ということに気づく。 久しぶりに見た「笑う犬」は、やっぱりゴールデンタイム風にゆがんでしまっていた。いや、ゆがみがただされた、と言う方がいいのか。出演者も異常に増えていた。 個人的な偏見で言わせてもらえば、「笑う犬」にナンチャンは出ない方が良かったんじゃないかと思う。なんか、違うのだ。ナンチャンは明るすぎる。まっとうすぎる、というか。 今までのメンバーは「てるとたいぞう」に出ても一向に違和感がなかったが、ナンチャンが出たらとても違和感があるにちがいない。そういう「まっとうさ」は、「ウリナリ」ではプラスでも「笑う犬」にはマイナスのファクターだった。たぶん。でも入っちゃったからもうどうしようもないが。 内容的にも、25分の時より間延びした感じがする。どうせ50分やるのなら、びっちり50分コントを見せてよと思ったのは私だけ? これからは毎回ビデオをとり、夜中にその中から見たいものだけチョイスして見る、という方法で行こうかと決意したのであった。今回はとりあえず「テリーとドリー」と「潤子ママ」が見られたから、一応満足しよう。 ---- ……やっぱりこれって、老化? |
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| 99/11/21(日)am | いろいろと気づくこと |
| 私は老けてきているのだろうか。
酔うと何でもどうでも良くなってしまう。それに最近、何かを忘れるためにお酒を飲むような傾向があるような気がする。 「のんでーのんでーのまれてーのんでー…のんでー…のみつかれてねむるまでーのんで」っていう…ちょっと待て。こんな飲み方は男の飲み方じゃないか。まいっか。いいさいいさ。男で。世の中私より女々しい男が腐るほどいるんだから。そのうちジャンヌ・ダルクか何かになってみよう。髪を切って甲冑着て馬に乗ってやるんだ。 ----- ある意味コンピューターを使うにはいい思考なのかもしれないけど。一瞬を境に無から有に変わってしまうウェブは特に。 …逆か。ゼロイチ思考だからウェブが好きっていう順序だよね。 |
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| 99/11/20(土)am | 続・シビれる世界 |
| 今日は1日、高熱明けのように頭がくらくらしていた。まだアルコールは残っているに違いない。でもとにかくバイトには行きたくて1時からせっせとテストを作る。ご飯代わりにラ・フランスと緑茶。昨日ラ・フランスを買い込んでおいてホントに良かった。
くらくらしながらバイトに行く用意をし、バスに乗り込む。そう。この時のために昨日自転車を引きずってアクセスの楽なバス停のそばに止めたのだ。人間の底力ってすごいね。なんであんなに頭がぐらぐらしている時に翌日の事なんか考えられたのだろう。 バスを降りて半信半疑で行ってみたら、確かに記憶の場所に自転車がとめてあった。感動。 何だか今も多少くらくらしている。これって二日酔いだろうか。私は「頭の中に千本焼け火箸、無数のつっつきほじくり虫が頭を食い荒らす…」と椎名誠が書いていたグレイトな状態を期待していたのに。あるいは記憶が全然ない、というのも期待していたのに。 記憶はちゃんと残っているし、別に頭も痛くない。初めて記憶とばしができるかなぁと淡い期待を抱いていたが、さすがに途中で帰ってきたせいで飲みが足りなかったらしい。 でも今回、私は知った。「私が飲みで記憶をとばすときとは、死ぬときに他ならない。」…連打屋の理性は意外に強固だった。 |
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| 99/11/19(金)pm | シビれる世界 |
| 3日前、私は書いた。「寒いからって軽はずみな行動はやめましょう。」
……舌の根も乾かぬうちにてめぇが軽はずみな行動とってどうすんねん! ------ いつもは友である暴れん坊姫のストッパーをやっているのに、なぜか昨夜は嬉しくて楽しくて、嫌いなはずの日本酒もビールもうまいうまい。食べ物なんかいらなくてカクテルと日本酒とビール同時に飲んでもごんごん入る。右手日本酒、左手カクテル。いつもは途中からまずくなるのにもーうおいしくておいしくて日本酒も一気。かんぱーい! きゃー! …とか言いながら一次会でつぶれんなよ。 そして連打屋は自らのあまりのふがいなさにアパートで泣いた……などという余裕はなく、とにかく残った理性をかき集め「意識よ、飛ぶな、絶対に飛んではならぬ。ここで飛んだら最期ぞ…」と自分に言い聞かせる。 猛烈に横揺れし、十重二十重にぶれる世界に反発しつつ、何とか自転車を繁華街ど真ん中から自宅からのアクセスが容易なバス停のそばまで引っ張って駐輪。そばにとまっていたタクシーに乗り込んでやっとのことで家に帰った。とりあえず鍵をかけねばまずいと考えドアに鍵をかける理性が残っていたことを誰かほめて。 1も2もなくパジャマに着替えて寝た。電気つけっぱなし。言っておくが、夜中の2時3時のことならわかるが、このときたかだか10時半である。一次会のたった2時間の間につぶれたのだ。すごいね。何でそんなに飛ばしたんだい? それはイニシャルDが好きだからよ。うそつけ。(自分との対話1999・年末) ---- 「すごい、これはとにかく、日記に書かねば…」 そう思ってマックをつけた。しかしディスプレイを見つめるととたんに気持ち悪くなり、仕方ないから目をつぶって掲示板に書き込む。 こりゃいかん、本格的に二日酔いペースかも、と焦りとりあえずその時間も起きてそうな漫画家の友人イン関東に布団の中でPメールを入れてみた。「ノミスギタ ヌキカタオシエテ」彼女ならしょっちゅう無茶な飲み方してたからよく知っているに違いない。 「キミガノミスギルナンテメズラシイネ」…いやいや、そうおっしゃられてももうそんな会話につきあえる余裕がないんですワ。とりあえず単純明快に現状を伝えてみよう。「テアシシビレテル ドウシヨウ」…さすがに向こうも焦ったらしく、水飲んで吐けと簡潔な回答を半角カナでいただいた。 「シンダラ ホンノショリオネガイネ」死後の事を頼んでみた。「シヌワケナイジャン!」…怒られた。 その後死ぬほど水飲んで、でも吐く元気はなく、顔を洗って、しびれた体と鈍った聴覚のまま2時間くらいテレビをつけて音をきいていた。そのままの状況で再び就寝。 …続編に続く。 |
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| 99/11/18(木)am | 名前自体がギャグなひと |
| 最近私がもっとも注目している人物。その名もHiromi Go。
規則正しい生活をしている方は知らないだろうが、この人が最近深夜のバラエティー番組をやっているのだ。これが意外にハマリ役。一緒にやってるテリー伊藤よりずっと見てて楽しい。 この番組自体も、アフロヘアの人をテレフォンショッキング式に捜してみたり、顔黒金髪の渋谷系おねえちゃんに文金高島田をつけてしまったり、お水のお姉さんのとさか対決チーム戦をさせてみたり、見ていて面白い。そして何よりヒロミゴーはどこに行ってももてる。笑える。 お水とさか系のお姉さんは必ずヒロミゴーに抱きつく。すごい。しかしなぜか相手がヒロミゴーだと全然イヤミじゃないのだ。ああしょうがないよね、ヒロミゴーだし。と思っている自分がどこかにいる。これもすごい。一体なぜだ。 何だかよくわからないカリスマ性を持ってはいるが、とにかくヒロミゴーはバカなのだ。たぶん。本質的にはバカオヤジなのである。天才的なはじけ加減だ。コメントも面白いし、たぶんバカな人なのだ。 そうじゃなきゃ離婚内幕暴露本でだって、あーんなシャレにならない本で「頭の中でアドレナリンがお嫁サンバを踊り出した」なんてイカしたこと書けるわけない。思えばあのころからおもしろさの片鱗はあったのだ。離婚前、二谷ゆりえは毎日面白くて面白くて、腹を抱えて笑っていただろう。もしこのおもしろさを見過ごしていたとすれば、二谷ゆりえも相当な天然ボケだ。 そういえば「ジャパーン!」なんて、普通の人は真顔で叫ばない。確かにゴールドフィンガー'99は彼にしか歌えないだろう。何で今まで気づかなかったんだろう。40をすぎてこのはじけかげんはすごい。待て待て。私の大好きな系統じゃないか。かっこよくてカリスマなのにバカ。そしてちょっとナルシスト系でパフォーマンスが派手。 あっそうか、私の好きな及川ミッチーだってヒロミゴーが好きで「踊れる男になろう」と思った、って言ってたよ。同系統じゃん。 そうかそうか、そうかそうか……うーん、そうだったのか……(フェイドアウト) |
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| 99/11/16(火)am | 落ち込む日 |
| 何かやたら落ち込む日というのはあるものだ。
別に特にこれといって理由があるわけでもない。なのに突如として暗い気分になり「歩く女性差別ども、地獄に堕ちろ」とかつぶやきたくなる事もある。 どうせ良いのだ。こんなことは半年に一回くらい必ずあって、そのたび日記を見返すと同じようなことを書いていて笑える。日記はないが、きっとずっと小さい頃から同じように考え続けているということは誰にでもあるのだろう。 そういう問題は、「進歩がない」とか、そんな冷酷な言葉で片づけられるものではないだろう。第三者がそんなことを無神経に言うべき問題じゃない。 ひとりひとりのひとに、長い人生の中で宿命的に向き合うべき問題があって、それは事あるごとに些細なきっかけでその人に突きつけられて、その人はそのたびに苦しんで、忘れて、また思い出して、というサイクルを続けるのかもしれない。 この落ち込みについては、マリリン・モンローとお酒を飲みながら一晩語り明かしたら、答えが出そうな気がする。マリリンて美人かなあ。でもたぶん乾杯したら、ノーマって呼んだ方がいいだろうけど。 |
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