最終更新日 2016年10月17日
ニュース・書評 |
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Tobias Berg氏創設の歴史総合情報サイト。プレスの歴史関連記事を毎日紹介(現代史関連が多い)、希望者にはNewsletterのサービスもある。1995年以来、着実に情報度と便利度をあげている。(04/05/21) [NEW!] トップページにお知らせあり。3月1日の著作権改正法により、17年間続いたこのサイトを当面の間停止するとのこと。ドイツで最近通称「グーグル法」なるものが成立し、「グーグル・ニュース」などのニュースサイトに、報道機関が報じるニュースの使用許可や使用料支払いが課される可能性ができたらしい。という話は最近聞いていたが、歴史情報サイトにも火の粉が飛んでいたとは・・・面白い。動向を見守りたい。(13/03/13) |
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近世史ヴァーチャル図書館。 研究活動動向、史料、研究方法、具体的な研究分野などについて、細かいリンクあり。 |
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ミュンヘン大学W.シュルツェ氏とバイエルン州立図書館の提携によるドイツ近世史サイト。看板は新刊データバンクとOnline 書評マガジンがだが、そのほか魔女研究事典やリンク集など、情報量は膨大。有能なサイト内検索機能あり。現在ミュンヘン滞在中の渋谷聡氏からのご紹介。(00/12/20) |
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SEHEPUNKTE |
11月に新設されたミュンヘン大学歴史研究所の月刊書評ジャーナル。毎月30〜50の書評を発信、メールアドレスを登録すれば「定期購読」もできる。 sfnで培ったノウハウを生かして、全歴史分野に対応する書評サイトを目指しているようだ。ミュンヘンは元気がいい。Gerhard Schuck氏のご紹介。(01/12/07) |
ドイツの代表的的歴史学サイト。書評と学会情報がとても充実。それぞれ検索機能があり、目当てのテーマに関する情報にすばやくたどりつける。メーリングリストに入れば、毎日このサイトの情報がメールで送られてくる。参加者はすでに9000人以上。う〜ん、サイト運営がうまい。でも利用者としては情報におぼれそうで少し怖くもある。(04/04/20) |
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辞書・事典 |
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Ulrich ApelさんのプログラムによるOnline和独辞典。機能が素晴らしい。アドレスが変わって、メニューも(「和独」グッズSHOPまで!)増えた。ダウンロードはできなくなったのかな?[20.08.2006] |
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三修社のオンライン独和辞典。ドイツ語の単語を入力すると、日本語訳がヒットする。今のところ、ウェブ上にあるドイツ語辞典は、Apel氏のWadokuJT(↑)とこのサイトだけのようだ(2006/01/25)。 |
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ラテン語地名事典スタンダードのインターネット版。すぐ使える。コロンビア大学、えらい。 |
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ハイデルベルク大学HPにある「ドイツ法辞典」。19世紀末にゲルマニステンが始めたプロジェクトのOnline版。未完成だが、すでに既刊部分の約4分の3(CからQまで、64,767語)を収録。しかも!グリムの「ドイツ語辞典」へのリンクあり。(04/05/21) |
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Liber Exquisiti Xenii |
ケプラー編の中世初期法律用語辞典(羅独辞典)。1999年公刊の本をネット公開したもので、中世初期の法史料上の術語を出典情報つきで約1万6千語収録。全331頁の本をまるごと表示するので長大な時間がかかる。 (01/09/21) |
1911年版「ブリタニカ百科事典」(第11版)をWeb上に公開したもの(英語)。少し古いけれど、まだまだ使える知識があるし、逆に今の事典よりも長くて詳しい記述を見つけることだってある。史料としても価値は十分。サイトのデザインも見やすくてよし。(04/07/09) | |
[NEW!]こちらは1888/89年版のマイヤー百科事典(独語)。ドイツではブロックハウスとならぶ老舗の百科事典で、読み応えは十分ある。キーワード検索も語順リストもあって便利。画像ファイルなので、収録図がすべて見られる一方で、旧活字体(カメ文字)が苦手な人には読みにくいかも。(04/07/09) | |
[NEW!]こちらも往年の「カトリック事典」(1907-1914年)をWeb上に公開したもので、全1万項目あまりが検索できる(英語)。ケヴィン・ナイト氏のサイト「New Advent」が提供。Googleを使った検索方法やデザインが、上の「ブリタニカ」とよく似ている。(04/07/09) | |
[NEW!]教会(史)に関する人物と文献を網羅し、または網羅することをめざす専門事典。バウツ社の提供。トップページに「お手伝い募集」とあり、当サイトと同じ参加型に見えるが、一般の参加者は項目執筆ではなく、事典にない人物や適当な執筆者についてのアドバイスを求められているのみ。すでに1000以上の項目が未執筆項目としてリストアップされている。(04/07/09) | |
[NEW!]フランス語、ドイツ語、イタリア語でそれぞれ毎年1巻ずつ公刊される予定の「スイス歴史事典」全12巻(第1巻は2002年に公刊済)のインターネット版。未完成だが、執筆予定の項目約4万件の名称はすでに検索できる。ふとっぱらな企画です。(04/07/09) | |
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検索 (文献、人名) |
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カールスルーエ大学提供による文献検索エンジン。定評あるドイツ版Nacsis Webcat。ここから雑誌データバンクZDBや市場流通書籍VLB、ドイツ以外の図書館へも訪れることができる。最近気がついたことだが、Cockieを要求するのが不満ではある(02/05/01)。 |
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**サービス終了** |
調べたい歴史上の人物の名前を入力するだけで、その人物の伝記資料の出典がずらりとリストアップされるスグレもの。。。だったが、出版社K.G. Saurの意向によりサービス終了。インターネットは便利だが、こういうことも時にある。とても残念。(04/05/21) |
Zeitschriftenfreihandmagazin. |
エアランゲン大学提供による歴史関係の独語雑誌目次リスト。HV,HZやGGなど有力誌のほか、地方史の定期刊行物も多数掲載され、掲載論文はタイトルや執筆者名から検索できる。法制史関係では、Ius CommuneとZRGが創刊号から全部入っている。最近ZNRの目録も加わった。[何故かドイツ語のトップページがアクセス不能なので、英語ページにリンクしておきました。](04/05/27) |
[NEW!]法史学では有名な雑誌ZNRの創刊20周年を記念し、1979年〜1998年の収録論文を分野別に整理したページ。歴史サイトH-Soz-u-Kultの提供。一方、ヴィーン大学サイト内のZNRホームページは、ZNRが上記の歴史関係独語雑誌目録にZNRが収録されたためか、ウェブ上から消えてしまった。(04/04/20) |
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「ドイツ歴史年報」をオンライン化したもの。1986年以降の年報から20万項目をカバー。単行本だけでなく、論文も検索できる。各タイトルには関連語や雑誌データバンクへ、場合によってはオンライン書評のリンクもあり、至れり尽せり。Gerhard Schuck氏のご紹介。 (03/02/26) |
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[NEW!]ドイツ学術振興会の助成するプロジェクトRegesta Imperiiの文献検索サービス。中世ドイツ史に関する文献を著者・キーワードなどで検索できるだけでなく、テーマ・著者・キーワードのリストを一望することもできる。(04/07/09) | |
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史料 |
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歴史学のなかで一番インターネットと相性がいいのは、やはり古代なのだろうか。それもギリシャじゃなくてローマ。アルファベットは強し。 |
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ザールブリュッケン大学。ぜんぜん使いこなせないけどたまーに訪れてみる。 |
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エアランゲン大学文学部のページ。中世法史の電子テキスト化史料がたくさんある。 |
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バイエルン州立図書館による『グラティアヌス教令集』(フリードベルク編1879年)の電子化プロジェクト。テキストと画像の両方の形態で電子化されているのが親切。この図書館はほかにも面白い史料を次々と電子化している。(02/08/13) |
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グラーツのGernot Kocher教授による中世法史関係画像集(検索機能付)。 |
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若き日のサヴィニーが過ごしたマールブルク大学に残された遺稿を、付属図書館が整理して作ったデータバンク。 |
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Degitale Bibliothek |
マックス・プランク・ヨーロッパ法史研究所の電子図書館。当研究所蔵の19世紀私法・民事訴訟法関係文献を、現段階でほぼ2500冊収録。キーワード一覧など、検索方法に幅がある。(00/12/20) 16〜18世紀の法学論文データバンクも追加。(02/01/31) |
バイエルン州立図書館が、ツェドラー(1732)やアーデルンク (1811)といった辞典の電子化(画像ファイル化)に続き、19世紀ドイツの国会議事録の電子化を実現。北ドイツ連邦時代から帝政期の途中まで。史料には総合索引のキーワードからも飛んでいけるが、リンクがちょっと複雑なのが難。(02/08/13) |
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アムステル大学のプロジェクト。戦後のナチス戦犯裁判を網羅。 |
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[NEW!]カロリング朝からマクシミリアンまで、ドイツ王・皇帝および教皇に関する史料を収集、公刊してきた「REGESTA IMPERII」。1830年から続いたこの伝統ある刊行物がWeb上に。これもバイエルン州図書館による製作なので、操作はツェドラーなど同じ。(04/07/09) | |
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史料(事典・辞典編) |
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18世紀の超大型百科事典ツェドラーを電子化した驚きのサイト。画像のため少々時間がかかるのが難だが、項目リストや検索機能つきなのは便利。 |
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ツェドラーとおなじくバイエルン州立図書館のプロジェクトで、19世紀初頭の辞典アーデルンクの電子化サイト。(実は別口からCD-ROMも出ていた[01/08/27]。) |
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16世紀の法学事典を電子化したビーレフェルト大学のプロジェクト。カラー画像が美しい。そして待つ。 |
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[NEW!]ツェドラー、アーデルンクにつづき、とうとうクリューニッツの事典も電子化された。ブロックハウス登場前の近世〜近代ドイツ知識の宝庫がこれでほとんど勢ぞろいした。全242巻だが、オンライン化まだ「D」まで。たくさんある収録図もすべてアップするつもりらしい。トリーア大学のプロジェクト。(04/07/09) | |
西洋法制史関連サイトは一応網羅しているつもりですが、隣接諸学については体系化は最初から諦め、
「穴場マップ」を目指しています。歴史ならほかにちゃんと網羅的なサイトがたくさんあるしね。
西洋法制史 |
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法制史学会のページ。学会・研究会案内も便利だが、一番の魅力は「HP全データ検索」機能だろう。「法制史研究」全巻目次と1990年以降の法制史文献約2万件をカバー。総会・部会の記録も揃っている。(16/10/17) |
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西洋法制史の大家、世良晃志郎の旧蔵書目録。カテゴリー別(和書・洋書)、あいうえお別(和書のみ)の二通りに整理されているところが親切。 |
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桐蔭横浜学園の施設「メモリアルアカデミウム」のハイデザインHP。移築復元した横浜地裁陪臣法廷、「サヴィニー文庫」(蔵書目録あり・ネットで閲覧申込可)、サヴィニーミュージアムがある。ここのサヴィニーはまたえらくかっこいい人になっている。(02/10/29) |
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各地の西洋法制史研究者の研究・交歓の場として、年に一度、法制史学会の前後に開催。会員制でないのでその都度気楽に参加できる。過去9回の研究会報告題名が記されている。(03/10/10) |
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明治大学を会場に1986年に発足し、ちょうど第100回例会を終えたばかりの研究会。日本・東洋が多いが、たまに西洋の報告もある。1996年から『法史学研究会会報』を発行。(03/10/10) |
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広島大学吉原達也さんのローマ法ページ。 ローマ法資料集、雑誌の紹介のほか、日本のローマ法学碩学の文献一覧など、専門家でなくとも嬉しい情報あり。 |
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岩手県立大学盛岡短期大学部吉原秋さんのページ。おそらく本邦初かつ唯一のフランス法史関連サイトである。「書斎」のほか、「回廊」や「図書室」にもフランス史・仏文学の芳しき香りが漂う。 |
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中央大学津野柳一さんのページ。法情報学と比較法史もあり盛りだくさん、私には未知のすごい技術がいっぱいつまっている。面構えからして既にプロっぽい。 |
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甲南大学黒田忠史さんのページ。シラバスや講義資料に、法曹や裁判費用など司法実務にそった比較法史の視点が際立つ。寄ったついでに過去問も解いてみよう。 |
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ローマ法と西洋法史関係の「蔵書」をもつユニークな私立図書館。館主和田徹氏寄贈の「春木一郎電子文庫」と「栗生武夫電子文庫」などがある。吉原達也氏のご紹介(02/03/27)。閲覧者の少ない文献が、容量上の制限から不掲載になってしまったらしい。残念。ローマ法研究者の活用を願う(05/07/12)。 |
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隣接諸学(歴史一般、法学など) |
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結成から10年もしないうちに100回近い研究会を重ね、『記憶のかたち』という本も出版。目覚しい活動を続けている、若手(?)歴史家の研究会。HPもリニューアルしている。(01/09/21) |
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同大学田中ひかるさんのページ。「指定図書」は最新、論文の書き方や本の読み方ガイドは懇切丁寧。歴史関係リンク集も体系的で、国内サイトならここを通してほぼあらゆる所へ飛んでいける。(00/12/20) |
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法政大学白田秀彰さんののページ。著作権(の歴史)、コンピュータと法ほか、多芸多才。『コピーライトの史的展開』(信山社)好評発売中。このHPは白田さんのプロメテウス・キャンペーンに賛同している。 |
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北海道大学法学部の田村善之ゼミ(知的財産法)サイト。このOnline辞典の構想段階で貴重なアドヴァイスをいただいて以来、『著作権法概説』(有斐閣)は私のガイド。 |
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事典・文献 |
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フリー百科事典 『ウィキペディア』 |
ウィキペディア:2001年、英語版からスタートした参加型Online百科事典。「コピーライト」ならぬ「コピーレフト」をかかげる。英語版ではすでに15万項目、日本語版では3万項目が掲載されている(「コピーレフトって何?」という人は、この事典で探してみよう)。各種言語版Wikipediaへのリンクあり。(04/02/05) |
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趣味のリンク |
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ryusei.info |
地球からやってきた音の伝道師2人。CD「唄の地球(ウタノホシ)」に、世界の童謡・民謡を収録。最近とうとうホームページがリニューアルされて、すがすがしくなった。(04/05/21) |