いもじな日々

−作業記録と雑感−

最新 Index  

2000_07

2000-07-30
作業記録

 ペーパーウェイトとペーパーナイフの鋳造。

2000-07-09
Viewsic

 例のPVを見せるカウントダウン番組は、ケーブルTVの「Viewsic」というチャンネルで先週から始まったプログラムらしい。トップ50曲のPVを紹介して、その全曲をフルに見せるようになっている。ところで、浜崎あゆみの「SEASONS」だが、PVとかCDジャケット写真のメイクや表情を見ると、なんとなくドール(人形)を意識しているような気がするのだが...。

2000-07-07
考える人

 所用で東京に行った機会に、空き時間を利用して上野の国立西洋美術館の「考える人」と「地獄の門」を見てきた。実は、その時、ふと大変なことに気付いた。06-29に、「考える人」を使ったTVCMについて書いたのだが、重大な見落としがあったのだ。それを考慮に入れるか入れないかで、評価が全く異なってしまうような事だ。

 「考える人」というのは、もともとは「地獄の門」の一部分として造形されたものだ(写真参照)。

 そして「地獄の門」と言えば、ダンテの「神曲」の地獄編に、地獄の門に掲げられた銘文として、次のような文章が書かれている。

われをくぐりて 汝らは入る なげきの町に
 われをくぐりて 汝らは入る 永劫の苦患に
 われをくぐりて 汝らは入る ほろびの民に
 
(引用者による中略)
 
一切の望みは捨てよ 汝ら われをくぐる者
 
(ダンテ 『神曲 地獄篇』、寿岳文章訳、集英社、昭和62年、30〜31頁)

 これらのことを併せて考慮に入れると、例のCMが全く異なる相貌を見せることになる。...おそるべき皮肉。もし、これがクライアントの公式の意向ならば、大変なユーモアのセンスと言える。しかし、そうでないのならば、...もはや語る言葉を持たない。ただ賛嘆の眼差しを送るのみ。

・・・・・・
 実は、さらに驚いたことには、既にこのことに気づいてWebページに書いている人がいたのだ。帰札後、「地獄の門」をキーワードにしてWeb検索した際にヒットしたページには、次のように書かれていた。

いったい、CMを見ている人の何人が、あの考える人は、実はロダンという彫刻家の巨匠の代表作であり、しかも考える人は、なにについて考えているか、といえば、ダンテという中世後期のイタリアの大作家が書いた『神曲』という物語の中で、地獄の門の前で、入ろうか、どうしようか迷っている人だ、ということを、CMを見ている人の何人が考えるんでしょうか? はてさて、いったい、CMを作った人は、ノヴァにはいることは地獄の門にはいること、という皮肉めいたメッセージになることを、ブラック・ユーモアを効かして考えついたとしか、私には思えません。

jinn's mediaevalia2000 [http://www.asahi-net.or.jp/~aw2t-itu/]より引用。
該当ページは、http://www.asahi-net.or.jp/~aw2t-itu/jinn/enghist_mode.html

−−−
いやはや、脱帽です。

2000-07-02
休日

 ピューター鋳造の時に鋳型を置くためのバットを作った。それと、「キャンディ入れ」のシリコーンゴム型に鋳込み口を接続。これで、ほぼ全ての準備を完了した。

 昼間、たまたまテレビを見ていたら、ケーブルTV(衛星かな?)で、PVをフルに見せるカウントダウン番組をやっていたので、一通り見てみた。そのとき特に感じたのが、画像処理のテクニックを多用した作品が多いことで、モーフィングを使って髪型や化粧を瞬時に変えるELTの「Rescue me」や、手書きスケッチ風の画像処理を効果的に使った浜崎あゆみの三部作(「SEASONS」等)が印象に残った。

 しかし、15ほどの数の作品中で最高だったのは、倉木麻衣の「NEVER GONNA GIVE YOU UP」だ。レコーディングのシーンをイメージした内容で、手法はごくシンプルなのだが、すごい才能を感じる。とにかく、映像のセンスは群を抜いて優れている。

 ...ところで、宇多田ヒカルと倉木麻衣、「光る歌」と「暗き舞」、...これって偶然?

 まあ、それはともかくとして、なんでネプチューンがいるの?

2000-07-01
ものづくり

 昨夜、「trueSpace START」の先着2000名無料ネット配布キャンペーンをやっていたので早速入手した。このソフトは、住友金属ソフト開発の3DCGソフト「trueSpace」の入門版で、6/30からWeb販売をするそうだ。以前から、「Metasequoia」と「trueSpace」との相性が良いということを聞いていたので、「Metasequoia」で作ったモデルデータをレンダリングするのに使ってみようと思っている。それにしても、アクセスが凄まじかったようで数時間で完了。3DCGに関心のある人がいかに多いかを改めて認識した。

 ところで、最近、「ものづくり」の重要性について、少し考えている。

 キャッチコピー: 癒しとしての「ものづくり」   <− ベタかな?

 要するに、「ものづくり」には、日常生活の中で傷つき痛んだ心を癒す効用がある。「ものづくり」というのは、作る物を思い浮かべて手(身体)を動かして物(外界)に働きかける「実践」の繰り返しであり、このプロセスを介して、人は自己意識と外界との間のズレを修正していくことができるのではないかと思う。したがって、このプロセスは子供の自己形成にとっても本来極めて重要なものだ。すなわち、「ひとづくり」としての「ものづくり」だ。もともと、伝統的な遊びには「ものづくり」を伴うものも多いし(凧揚げとか)、子供達はとにかくいろいろな物を作ったり壊したりしていた。翻って、今はどうか?...ここのところは、よくよく考えてみる必要がある。

  ......だから、自分のピュータークラフトにしても、初めのうちは、無理に上手な作品を作ろうとしてストレスを溜めるより、自由に楽しんで作れば良いということだ。例えデッサンが狂っていても、その時に良いと思えばそれで良し。それこそが趣味の良さだ。... と、なんだか妙に言い訳っぽい感じ。(笑)


最新 Index  

2000年7月
日曜鋳物師のページ