いもじな日々

−作業記録と雑感−

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2000_12

2000-12-28
『マルセル・デュシャン全著作』購入。

 一緒に注文した東野芳明の『マルセル・デュシャン「遺作論」以後』は品切れ・重版予定不明とのこと。この本と、同じ著者の『マルセル・デュシャン』は、デュシャン研究の基本文献だと思うのだが、もうその両方とも手に入らないとは...。

2000-12-24
Viewsic

 何週間かぶりに「Viewsic」のカウントダウンを見た。

 浜崎あゆみの「M」を見たときには、誇張抜きに背筋がゾクゾクした。もう、これは芸術だよ。素晴らしいカットの連続で、浜崎あゆみの表情、ロケーション、CG処理、そして楽曲、...どれも美しい。

 ところで、PV中で浜崎あゆみが浮かべる微笑を見たときに、レオナルド・ダ・ビンチの聖母像(1, 2)を想起したのは、私だけだろうか?

 カウントダウンは、第1位が浜崎あゆみの「M」。そして、第2位はモーニング娘の「恋愛レボリューション21」。これは、なんというか、...かわいいから許す。(爆)...というか、かなり良くできていると思う。皆いい表情で撮れているしね。...それにしても、”21”は、そのまんま「にじゅういち」なんだな。(笑)......あれ? 歌の中ではちゃんと"twenty one"て唄ってるな。

2000-12-23
モノクローム

 最近、印象的な写真のWebページ(*1)に出逢ったので、その辺を少し。

 そのページには、札幌の街や野外彫刻をモチーフにした美しいモノクロームの写真が掲載されている。それらの写真を見ているうちに、どういう訳か、むかし小さな映画館で観た黒澤明の映画(*2)を思い出した。プロットとかはほとんど憶えていないのだが、モノクロの映像としてスクリーンに映し出された情景と2人の女優(原節子と久我美子)の美しさが強く印象に残っている。それにしても、モノクロームの映像が時としてカラーの映像を越える表現力を持つことができるのは、どうしてなのだろうか?

 また、そのページに掲載された写真のように、情景の一部を切り取って示すことで、その全体を示して見せるとき以上に豊かな情感を表現することができるのは、どうしてだろうか?

 「表現される内容の豊かさが、必ずしも物理的な情報量に依存しないこと」、その秘密について、これから考えてみたいと思った。

(注)

(*1) monochrome monochrome
(*2) 「白痴」。ドストエフスキーの同名の小説の映画化。映画では、北海道を舞台にしているそうだ。(2000-12-25)

2000-12-22
あー

 どーでもいいことだけど、ラブ・レボのPVのnonoって、ルリルリみてーだな。... <−ちょっと、オタっぽく書いてみた(つもり)。...あ、「どーでもいいこと」は余計か。(笑

2000-12-17
「骨餓身峠死人葛」

 先日、国書刊行会の『野坂昭如コレクション』の第2巻を購入。今日、まず最初に、「骨餓身峠死人葛」を読んだ。この作品は、本集成が出るまで、長く入手不可能だった作品だ。この作品の頃の野坂はまさしく天才だったと、以前ヤスケンが書いていたが、たしかに、この想像力はマジで凄い。うん、正月休みの楽しみが見つかった。...それにしても、国書刊行会はほんとに良い本出すね。

2000-12-16
Web日記

 ときどき、Web上に公開された「日記」を見たりするのだが、これが結構おもしろい。このページもそのような「Web日記」の範疇に入ると思うのだが、これが盛んなのはもっぱら日本においてらしい。まあ、このことは、例えば日本に輸入された自然主義の小説がいつの間にか「私小説」なるものに変質してしまった成り行きを考えると、なんとなく納得できる。やはり、日本人は、自分の意見を主義主張として一般化し、堂々と論陣を張って社会に表明するというようなことには、(言う側も聞く側も)慣れていないのだ。(既成の主義主張を一方的にがなりたてるのは結構できるけどね。)

 ところが、インターネットという道具を手に入れたことによって、自分の意見を容易に一般に公開することができるようになった。このとき、日本人にピッタリの形式として現れたのがWeb日記というわけだ。 この形式では、自分の文章が公に公開されるということを意識しながらも、あくまでも自分の個人的な日記であるという建前をとるという、非常に屈折した回路が構成されている。そして、その回路のおかげで、各個人が日常生活に直結した場から自らのメッセージを発信し、そしてそれを互いに共有することが可能になっている。これはこれで、りっぱな文化装置だ。

 ところで、おもしろいWeb日記に遭遇するのは、やはりWeb検索を行っている過程が多い。そして、それがきっかけでその親ページを覗いて興味を持ったりすることも多い。  おっと、これ以上書くとこちらの手の内をばらすことになるので、これでおしまい。

2000-12-15
アニメ顔

 エッセイのネタの関係で、いわゆる「アニメ顔」と呼ばれるデザインについて少し考えてみたのだが、解っていそうで、実はなかなか難しい問題だと思った。これが日本独特の様式であることは、直感的には分かるのだが、では具体的には何処が独自なのかを論じようとすると、とたんにはっきりしなくなる。まあ、この方面に詳しくないせいもあるのだが。

 ...だいたい、アニメ顔の定義ってどんなだろうか? そもそも、そんな定義、あるのか?

 ところで、「プニ」というのはアニメ顔の幼少化傾向が定向進化したものだと理解しているのだが、もしそうなら、これが手掛かりになるかもしれない。これの特徴をデザインという観点から見ると、やはりやたらとでかい目ということになると思う。このことは、アニメ顔の最大の特徴が目の表現だということを示唆している。...と、思うのだが、まあ、これ以上は何とも言えないな。誰か詳しい人が解説するのを待つしかないかな。

−−−

最近、初耳!な言葉。

「ゴスロリ」

 「ゴシック・ロリータ」の略語らしい。「黒ロリ」とも呼ばれるように、黒、白を基調にし、ヨーロッパ中世の雰囲気を取り入れた少女趣味的ファッションを指す言葉のようだ。詳しくは知らないが、おおよそのイメージは判る(*)。それにしても、誰が考えたのか知らないが、「ゴシック・ロリータ」というのはインパクトのあるネーミングだよな。しかし、こんなファッションが現れるというのは、やっぱりマンガ・アニメの影響がおおもとにあるんだろうな。まあ、これが急速に広まったのは、ビジュアル系のバンドの影響が大きかったらしいが。

(注)

(*) 映画「アダムス・ファミリー」の長女ウエンズデーの服装なんかもそうらしい。ちなみにウエンズデー役のクリスティーナ・リッチの日本語ファンサイトがあったりする。(以下はリンク)

クリスティーナ・リッチFanpage
クリスティーナ・リッチのファンページ

(2007.8.25追加)

2000-12-10
「北のクラフト」展

 芸術の森美術館に行く。もともとは、「中根邸の画家たち」という展覧会を見るためだったのだが、ついでに寄った「北のクラフト」展が大収穫だった。今回は金工作品と七宝作品が紹介されていたのだが、45名の作家のうちなんと6名がピューターの作品を作っていたのだ。そして、6人とも札幌市在住とのこと。いずれもピューターの特徴を生かした興味深い作品だった。

2000-12-02
Rhinoceros

 11月30日と12月1日の二日間、3DCADと光造形法の講習会でRhinocerosを触る機会を得た。ここで得た知識を次回作に活用できるといいのだが。


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2000年12月
日曜鋳物師のページ