いもじな日々

−作業記録と雑感−

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2001_11

2001-11-30
ジョージ・ハリスン死去

 29日。58歳だったそうだ。

2001-11-24
野外彫刻調査

 奈井江町、岩見沢市。この時期にしては暖かいドライブ日和。

 しかし、お目当ての彫刻のひとつは、なんと冬囲いされていた。...半年間お預けじゃん。

2001-11-13
札幌は初雪。

 雪は好きなのだが、寒いのは苦手だ。 冬が寒くなかったら好きなのだが...< (゚ペ)?

 冷たい風にさらされていると、人間存在の孤独を、いわば「熱力学的」に実感する。

「沼沢地方」  萩原朔太郎
 
蛙どものむらがってゐる
さびしい沼沢地方をめぐりあるいた。
日は空に寒く
どこでもぬかるみがじめじめした道につづいた。
わたしは獣のように靴をひきずり
あるいは悲しげなる部落をたづねて
だらしもなく 懶惰のおそろしい夢におぼれた。
ああ 浦!
もう僕たちの別れをつげよう
あひびきの日の木小屋のほとりで
おまへは恐れにちぢまり 猫の子のやうにふるへてゐた。
あの灰色の空の下で
いつでも時計のように鳴ってゐる
浦!
ふしぎなさびしい心臓よ。
浦! 再び去りてまた逢ふ時もないのに。
 
『第一書房版萩原朔太郎詩集』より

2001-11-11
「イタリア彫刻の20世紀」展

 札幌芸術の森美術館で開催されている「イタリア彫刻の20世紀」展へ行く。

 昨年の2月に見た「肖像彫刻とその人物展」がすごく良かったので今回も楽しみにしていたのだが、印象に残ったのは、
 
  (1)ウンベルト・ボッチョーニ 「空間における連続性の唯一の形態」
  (2)ジョルジョ・デ・キリコ 「考古学者たち」
  (3)ルチャーノ・ミングッツィ 「強制収容所にいた男の思い出 No.2」
 
あたりかな。

 ボッチョーニとキリコの作品は、単純に「あ、いいな、欲しいな」という感じだったが、3番目の彫刻は一筋縄ではいかないものを感じた。この彫刻家のことは全く知らないが、他の作品も見てみたい。

2001-11-06
トマス・ハリス『ハンニバル』読了。

 以前、『レッド・ドラゴン』と『羊たちの沈黙』と続けて読んで、結構気に入っていたのだが、この『ハンニバル』の前では、前二作がただのプロローグのようだ。

 特に興味深かったのは、やはり、「晩餐」の後の場面だろう。主人公二人が、それぞれを精神の深奥で規定してきたトラウマを解除して、「別の存在」に脱皮する様とでも言おうか。変な表現かも知れないが、この「存在」というのが、どことなく「天使」じみているのだ。...異形の天使。

 ところで、ハンス・ベルメールマルセル・デュシャン、そしてハンニバル・レクター。妙に似通ったタイプのキャラクターだと思うのは、私だけだろうか?

 

2001-11-02
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2001年11月
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