いもじな日々

−作業記録と雑感−

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2002_09

2002-09-29
徹夜明け

 シュルレアリスム的誤変換: 「セーラー服と機関獣」

 本質的に破綻する運命にあった手書き自動記述に代わる新しいシュルレアリスム的記述法として、ワープロの誤変換を利用した半自動記述法を提案する...つもりだったのだが、この例は、シュルレアリスム的と言うよりは、アニオタ的と言う方がピッタリだな。(自爆)

 ...ていうか、徹夜明けの思い付きネタなので、...でも書いちゃう。

2002-09-21
ロバート・メイプルソープ展

 札幌芸術の森美術館の「ロバート・メイプルソープ展」に行く。メイプルソープについては、今まで写真集をざっと見た程度で、特に関心を払ってきたわけではないが、オリジナルを間近に見られる機会などめったにないので。

 全体を見た感じでは、メイプルソープの関心は、或る「出来事」や「物と物との間の動的な関係」ではなく、「物」そのものにあるように思われた。例えば、ヌードでは、オブジェとしての人体が持つフォルムに対する関心が見られる。さらに、花をモチーフにした作品では、もはや人間が放つ熱的なノイズに煩わされることなく、花の持つ冷たい生命のフォルムを極限まで追求している。そして、その表現は、<物そのものが存在する、その在り方>という形而上学的な次元にまで到達しているとさえ感じられた。

 題名は忘れてしまったが(たぶん「菊」)、青い一輪差しに生けられた菊のような花の写真は、本当に素晴らしかった。しばらくの間、その前に立ちつくしたほどだ。

 メイプルソープにとって、美とは、物の属性ではなく、物が存在する、その在り方である。

2002-09-18
痙攣

 今、シュルレアリスムの首領アンドレ・ブルトンの有名な言葉、

美とは痙攣的なものだろう、さもなくば存在しないだろう。
の意味についてちょっと調べているのだが、たまたま、「痙攣」と「美」をキーワードにしてGoogle!で検索してみたら、なんと、リストアップされたサイトの半分近くがエロサイトだった。(爆死)

2002-09-16
「地獄門」

 ビデオで、映画「地獄門」を観る。ある意味、「きょうだい心中」ネタの続き。

 データは以下の通り。

・監督・脚本:衣笠貞之助。1953年作品。原作:菊池寛「袈裟の良人」。
・主演の盛遠役は長谷川一夫、袈裟役は京マチ子。
・カンヌ映画祭でグランプリ(最高賞)、アカデミー賞で最優秀外国語映画賞と衣装デザイン賞を受賞。

 いかにも「日本」的な内容と美しい絵作りが海外に受けたか。 しかし、プロットの大枠はともかく、クライマックスの展開には物足りなさが残る。その最大の原因は、袈裟の行動を密に描きすぎて結末が見えてしまったことだ。袈裟の行動はほのめかす程度にしておき、あとは専ら盛遠の目線に密着していたら、観客も盛遠の驚愕を共有できただろうに。芥川龍之介の「袈裟と盛遠」ほどひねった解釈をしないまでも、もう少し工夫の余地が有ったのでは?

 ところで、1939年作の日活映画に「袈裟と盛遠」(監督:マキノ正博・稲垣浩)という作品が在るようだ。このネタも奥が深い。

2002-09-15
「ウルトラQ」

 ビデオで、「ウルトラQ」シリーズのVol.7を観る。第25話「悪魔ッ子」、第26話「燃えろ栄光」、第27話「206便消滅す」、第28話「あけてくれ!」の4エピソードが収録されている。

 お目当ては「悪魔ッ子」だったのだが、ついでに観た「あけてくれ!」の内容も身につまされる(笑)。 ...当時のガキにはそうとう難解だったはずなのだが、結構記憶に残っていて驚いた。

 さて、「悪魔ッ子」。このエピソードの中心になるのがリリーという名の奇術団の少女なのだが、この子に関する設定が秀逸だ。彼女は生まれつき父親の催眠術でないと眠られない。そして、眠るときは関節人形のように椅子に腰掛けたまま眠るのだ。そして、彼女が眠っている間に、もう一人の彼女が分離して外にさまよい出て不可解な事件を起こす。怪奇現象の科学的説明や特撮技術は、当然、今から見ればショボイが、内容は実によくできている。

 ところで、「あけてくれ!」に登場するSF作家友野健二役は、「怪優」天本英世。...見所は多い。

2002-09-11
Open Directory Project

 今日、偶然、Open Directory Projectのディレクトリに「日曜鋳物師のページ」が登録されているのを見つけた。

 Top: World: Japanese: アート: 工芸: 金属工芸 のカテゴリで、7件の内の一つ。

 これってGoogle!のディレクトリと共通のはずなのだが、Google!の方を調べてみたら、金属工芸のカテゴリすらない。ということは、ごく最近、Open Directory Projectに金属工芸のカテゴリが設けられて、「日曜鋳物師のページ」が登録されたということかな?

 そう言えば、...(これとは直接の関係はないのだが)、一時期、「日曜鋳物師のページ」がGoogle!の検索に全く引っかからなくなったことがあった。当時は、この「いもじな日々」を一種の検索キーワード集的な誘導ページにしようと企んでいて、鋳物関連以外にも自分が興味を持ったネタをいろいろ書いていたのだが(モーニング娘。とか「ゴスロリ」とか (^^; )、検索にかからなくなって、この良からぬ企みはあえなく破綻。 ...しかし、「しょうがねえなあ、 ...まあいっか。」と、検索にかからないのをいいことに、ますます好き放題に書くようになってしまった(爆)。 ...おかげで、今、たまたま別件で検索している時にここのページがリストアップされたりすると、ドキッとすることがある。(笑)


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2002年9月
日曜鋳物師のページ