いもじな日々

−作業記録と雑感−

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2003_05

2003-05-21
からくり人形

 ここのところ、からくり人形(オートマタ)に妙に縁がある。

  1. 数日前に読み終わった本が、竹下節子 『からくり人形の夢 人間・機械・近代ヨーロッパ』 (岩波書店, 2001.2.22)。
     
  2. 先週末の姫路旅行にたまたま携えていったのが高橋克彦の『偶人館の殺人』(角川文庫, 2002.7.25)。これには、ヨーロッパのオートマタや幕末のからくり師・大野弁吉の話が出てくる。というか作者は探偵小説の形を借りて「からくり」の話を書きたかったのだろう。
     
  3. そして、姫路の兵庫県立歴史博物館でやっていたのが、「新世紀こども大博覧会」という特別企画展で、江戸時代の「盃運び人形」(茶運び人形)や「自動噴水器」の実物や、からくりの解説書にして日本最古の機械工学書である『機巧図彙』(からくりずい)などが展示されていた。これらはいずれも『偶人館の殺人』に登場する。

 空恐ろしいほどの偶然だ。


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2003年5月
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