いもじな日々

−作業記録と雑感−

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2006_04

2006-04-30
文学的

 川端康成 『雪国』読了。私のいわゆる教養的な文学の知識は、ほぼ小・中学生時の読書によっていて、実はこの年になって初めてこの小説を読んだのだった。ただ、仮にガキの頃にこれを読んでもさっぱり分からなかっただろうと思う。
 ちなみに、私にとってこの小説は理屈で読むものではなく、あまり巧く言えないが、駒子という女性の息遣いをいわば身体感覚によって感じるものなのだと思う。

2006-04-29
ロダン「イリス」

 「イリス」とされるロダンの彫刻は、むしろ「リリス(Lilith)」の方がふさわしいように思える。Wikipediaによると、イリスはギリシア神話の虹の女神である。一方、「アダムの最初の妻」リリスはもともとはバビロンの大地母神で、その名は女性器を象徴する「百合(liliy)」に由来する。また、「野次馬集団」によるサイトBarbaroi!の「反・ギリシア神話」では、リリスとエトルリアの女神レイントとの関連が示唆されている。冥界の門を擬人化した女神レイントには顔がない。そして、冥界の門は、女陰であると同時に百合であった。

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[音楽] 「和風」ヘヴィメタ・バンドの陰陽座。女性ヴォーカルの黒猫に萌え。

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[映画]

2006-04-25
デーモニッシュ・ロダン

 「ロダンとカリエール」展(国立西洋美術館)。彫刻家オーギュスト・ロダンと画家ウジェーヌ・カリエールの共通点を探ろうとする企画の意図に反して、むしろ両者の対比からロダンの怪物性が浮かび上がったような印象を持った。特に強烈だったのは、ロダンの「イリス」だ。両脚を拡げて女陰を曝す首のない女のヌード。ロダンがエロティックなデッサンを多く残していたのはよく知っていたが、これほどの彫刻を作っていたとは知らなかった。このようなロダンの暗黒部分は、温厚なカリエールの作品には見られないものだった。

2006-04-24
相変わらず寒い

 日常生活に戻ると、東京旅行が別の世界の出来事であったように感じる。

2006-04-23
小旅行(東京、22-23)

東京国立美術館の藤田嗣治展も見たかったのだが、40分待ちの大混雑。とても見れたものではないので諦めた。一人では耐えられない。

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[音楽] Chandeen(シャンディーン)。旅行の移動時に聴いていたアルバム。

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[映画]

2006-04-11
未だ寒い初春の風

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[書籍]

2006-04-09
体調悪し

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[音楽]

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[映画]

ウルトラQ dark fantasy

 TVドラマの怪獣物、幻想譚、SF物の原点である「ウルトラQ」のリメイク。レギュラー・キャスト:袴田吉彦(坂本剛一)、遠藤久美子(楠木涼)、草刈正雄(渡来角之進)、佐野史郎(ナレーション)

 第24、25話で山本じんの人形やオブジェが使われているということで、レンタルDVDを観る。「ヒトガタ」に出演したミニヨンは、おそらく「球体関節人形展」で棺に横たわっていた少女人形だと思う。あの展覧会の中で私が最も惹かれた人形だった。脚本の小中千昭が最初考えていたのは恋月姫の人形だったらしいが、実相寺監督の意向でミニヨンが選ばれたらしい。これは大正解だった。人を心の闇に引き込むような恐るべき魅力を持った人形。

 4話をまとめて観た感想としては、全体に悪くはない(箸にも棒にもかからない訳ではない)が、詰めが甘い感じは否めない。あのころの「ウルトラQ」が持っていた魅力に遠く及ばない。時代が違うと言えば、それまでなのだが。「ヒトガタ」に関しても、あの人形の魅力を十分引き出したとは言い難い。靴の底から足の裏を掻く感が強く残った。

2006-04-06
雪、雪、雪

「恋人を抱く空想」 大手拓次
 
ちひさな風がゆく、
ちひさな風がゆく、
おまへの眼をすべり、
おまへのゆびのあひだをすべり、
しろいカナリヤのやうに
おまへの乳房のうへをすべりすべり、
ちひさな風がゆく。
ひな菊と さくらさうと あをいばらの花とがもつれもつれ、
おまへのまるい肩があらしのやうにこまかにこまかにふるへる。

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[映画]

2006-04-02
日曜出勤

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[書籍]

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[メモ]

2006-04-01
今日はもしかしたら。

 ああっ、今年も嘘をつくのを忘れたぁ。

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[音楽]

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[映画]


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2006年4月
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