いもじな日々

−作業記録と雑感−

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2007_05

2007-05-27
ハワイの写真

 まあ、旅の疲れと時差呆けと闘いながら終日仕事な訳で、当然、観光とか「アクティビティー」とかは無縁。

Moana-Surfrider Hotel
仕事場となったシェラトン・モアナ・サーフライダー・ホテル。
 
Shop Window in SPK Hotel Portrait Painting of Princess Kaiulani
(左)宿泊したホテル(シェラトン・プリンセス・カイウラニ)内のショップのウィンドー。少女のマネキン人形が少し哀しげな目をして何処かを見ている。
(右)ホテル内に飾られたプリンセス・カイウラニの肖像画。ハワイの人々にもアメリカ人にも人気の高かった彼女が女王になっていれば、ハワイ王朝を救えたかも知れないと言われている。アメリカによるハワイ併合後、24歳の若さで早逝。

 
Portrait Photograph of Princess Kaiulani
プリンセス・カイウラニの肖像写真。ホテルのロビーの至る所に、彼女の写真が飾られている。
 
Shop along the kalakaua street
カラカウア通りのショップのウィンドー。
 
Ala Wai Ccanal
アラワイ運河。会期初日、午前中に会場のセッティングが終わったので、アーリーバード・レセプションまでの時間を使って、地元の人が利用するドライブスルーの飯屋に歩いていった。そこで昼食を取った後、運河添いを散歩しながら帰った。

2007-05-26
小雨模様

 魚々子のワークショップ第一日目。数日の作業で、スタイロフォーム原型を作り、シリコーンで型を取って錫を鋳造する。本日は、原型制作と片面の型取り。今回のワークショップでは、厚肉でシンプルな形の容器を作ろうと思っている。手に持った時に適度な重さがあり、肌触りが良く、いつまでも掌で玩んでいたくなるような、官能的な形の器が欲しい。そう思いながら原型を作っていたら、なんとなく洋梨を縦割りにして芯の部分をくりぬいたような形になった。

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[書籍]

・ 中井晨 『荒野へ 鮎川信夫と『新領土』T』(春風社, 2007.1.24)

荒野へ 1
中井 晨著
春風社 (2007.1)
ISBN : 4-86110-096-8

 同志社大学言語文化学会の紀要「言語文化」に連載された「鮎川信夫と『新領土』」を基に纏められた書籍。この連載論文はpdfファイルとしてダウンロードして読むことが出来る(2004-03-14付けでリンク)。

 この論文に注目したのは、他の文献では見られなかった山中散生の「転向宣告」に関する記述があったからだ。この記述は論文(その2)のp.509(本書ではp.111)にある。

“轉向を宣告”67をした『VOU』の同人、年輩の山中散生はこう記した。“日本民族精神に立脚した雄大な詩の出現を希望します。なくもがなの詩人は自粛自戒すべし。以上。”68
鮎川信夫と『新領土』 (その2) p.509

 山中散生がシュルレアリスム関係の重要な資料を戦後まで守り通したことを考えると、彼の「転向宣告」は本心からと言うより先手を打って行った偽装転向だったのではないかと推測される。後に瀧口修造が転向を迫られ、時局迎合的な発言を余儀なくされたことを想起すべきだろう。「戦前」とは、そのような時代だったのだ。

2007-05-25
夜ストーブが要るほど冷える

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[書籍]

『女性詩史再考』と『詩人の愛』は左川ちか関係。他の3冊は、日本的心性に関する考察のために。

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[メモ]

2007-05-21
ハワイ(5/15-21)

アウェイでの国際会議主催(の裏方)。悲惨。

2007-05-14
明日から出張

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[音楽]

Maple bee

Cristina Branco(クリスティーナ・ブランコ)

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[メモ]

2007-05-08
仕事の大波

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[メモ] 山本六三、アルフォンス・イノウエ関連

2007-05-06
明日から仕事

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[アート]

2007-05-02
明日から休み

[音楽] 佐井好子

2007-05-01
連休ぶった切り日

 当然出勤。

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[書籍] よしはら・さちこ

「オンディーヌ」 吉原幸子  (抄)
 

わたしのなかにいつも流れるつめたいあなた
 
純粋とはこの世でひとつの病気です
愛を併発してそれは重くなる
だから
あなたはもうひとりのあなたを
病気のオンディーヌをさがせばよかった
 
ハンスたちはあなたを抱きながら
いつもよそ見をする
ゆるさないのが あなたの純粋
もっとやさしくなって
ゆるそうとさへしたのが
あなたの堕落
あなたの愛
 
愛は堕落なのかしら いつも
水のなかの水のように充ちたりて
透明なしづかないのちであったものが
冒され 乱され 濁される
それが にんげんのドラマのはじまり
破局にむかっての出発でした
 
にんげんたちはあなたより重い靴をはいている
靴があなたに重すぎたのは だれのせゐでもない
 
さびしいなんて
はじめから あたりまへだった
ふたつの孤独の接点が
スパークして
とびのくように
ふたつの孤独を完成する
決して他の方法ではなされないほど
完全に
うつくしく

「オンディーヌ」はI〜VIIIまでの8パートから成っており、女の歌からはじまって女と男が交互に歌いかける構成となっている(上に引いたのは「I」)。この詩をもとに混声合唱曲が作曲された(木下牧子作曲、1990年)。女声合唱曲に編曲された版もある。

[メモ] Edward Burne-Jones (British, 1833-1898)


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