いもじな日々

−作業記録と雑感−

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2007_11

2007-11-28
懐かしい佳作TVCF

 この頃のサントリーのCM、史上最強かも。

2007-11-27
硅化花園

「つめたい海の水銀が」 宮沢賢治
 
つめたい海の水銀が
無数かゞやく鉄針を
水平線に並行にうかべ
ことにも繁く島の左右に集めれば
島は霞んだ気層の底に
ひとつの硅化花園をつくる
銅緑カパーグリンの色丹松や
緑礬いろのとどまつねずこ
また水際には鮮らな銅で被はれた
巨きな枯れたいたやもあって
風のながれとねむりによって
みんないっしょに酸化されまた還元される

 「硅化花園」とはケミカルガーデンのこと。水ガラス(硅酸ナトリウム)の希釈水溶液に硫酸銅や塩化第二鉄や硝酸ニッケルなどの金属塩の結晶を入れてやると結晶から植物の芽のようなものが生えてくる。その色や形は金属塩の種類によって様々に変わる。小学生の時、これで化学に興味を持った。

2007-11-25
寒さが緩む

 制作日和。魚々子ワークショップ、銅のデザートボウル完成。

2007-11-24
何かいいことないか子猫チャン

の原題が "What's New, Pussycat?" ということを今日知った。一つ利口になった。

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[書籍]

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[メモ]

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[音楽] METAL/GOTHIC METAL/PROGRESSIVE on MySpace  「力仕事のBGMは・・・」第二弾+α

2007-11-23
一気に真冬

 今日は何かの祝日。この糞寒い日に休日出勤する気には、さすがになれん。

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[音楽] 購入CDデータ整理

Hildegard von Bingen (ヒルデガルト・フォン・ビンゲン、1098-1179)

Enrico Pieranunzi、Riccardo Zegna

2007-11-17
昼は晴れ、夜は雨

 昼は作業日和。魚々子ワークショップ、完成近し。

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[音楽]

Karda Estra (カルダ・エストラ)

 Karda Estraは、英国のRichard Wileman(リチャード・ワイルマン)が率いるゴシック・アンビエント・プロジェクト。定在メンバーはリーダーのマルチ楽器奏者Richard Willeman、ヴォーカルのIllesha Bailey、Rachel Larkins(弦)、Zoe King(管)。

Dargaard

 Dargaardは、1997年に結成されたオーストリアのネオクラシカル・ダークウェーブ・ユニット。メンバーはTharenとElisabeth Toriser。

2007-11-14
力仕事のBGMは

METALに限る。

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[音楽] METAL/GOTHIC METAL on MySpace

2007-11-12

 体調は相変わらず。

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[書籍]

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[YouTube]

Japan's Scarecrow Mannequins
 岐阜県の農村で田畑の案山子として使われていたマネキンのスライドショー。以前は"Creepiest scarecrow mannequins"というタイトルだった。撮影はSteven Rollinsonという外人さん。
 音楽はHarry Lubinの"Fear"。1959年のTVドラマシリーズ"One Step Beyond"のテーマ曲(Amazon.co.jp: "One Step Beyond"/ Harry Lubin)。


 

2007-11-11
筋肉痛

 魚々子の銅しぼりワークショップ。形が出来てきた。楽しい。昨日の片付けで筋肉痛だったけど。

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[メモ: 人形の不気味さについて]

 こういった事を論じる場合、まず、自分の経験を精査することから出発するべきだろう。

 リアルな造形の自動人形(ロボット)を見る時には、自分が予想する<自然な>動作と人形の実際の動作との差異に意識が集中する。そして、その差異(不自然さ)が不気味さをもたらしているように思われる。我々は、日常生活でも、相手が信頼できるかどうかを動作や顔の表情から注意深く読み取っている。不自然な動作は、我々に警戒心や不快感をもたらすことになる。「不自然な静止状態」の場合も同様である。一方、おもちゃのような造形の人形の場合は、自然な動きと人形の動作との類似点に意識が集まる。この場合、<差異>があまりにも大きいために、人形の動作は抽象化ないし記号化された形で意味付けされることになる。以上のような感覚は、総じて「不気味の谷」現象と考えることが出来るだろう。
 では、古い日本人形などが不気味に感じられることがあるのは何故だろうか。こういったケースでは多くの場合、我々は、人形が何かしら超自然的な力で災いをもたらす可能性を想起しているように思われる。したがって、このような呪術的な感性も、我々の生存に関わる一種の警戒姿勢的な思惟の構えに基盤を置いているのではないだろうか。
 ちなみに、フロイトの「不気味なもの」における<禁止された近親相姦願望>説については、そのような特定のケースが存在する可能性は否定しないが、これを無条件に一般モデルとして扱う議論には無理があると考える。

2007-11-10
厚い雲の隙間から覗く太陽

 恒例の冬入り前の押入整理。本棚のを含めて、500ccの水取りゾウさんが二十数個ほど。澁澤みたいな書斎が欲しい。
 整理のついでにPeter Webbのベルメール評伝をサルベージしておいた。この本、ペーパーバック版(Death, Desire and the Doll: The Life and Art of Hans Bellmer)の刊行が予告されながら、一向に刊行される気配がない。ハードカバー版(Hans Bellmer)は綴じた所の糊付けが甘く、すぐに頁が外れそうになってしまうのだ。

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[メモ: ベルメール]

 ベルメールとシュルレアリストグループの関係については、ベルメールとゲオルグ・グロッスの交友という側面から眺めるてみると面白いかもしれない。2007-10-28の年表にも書いたが、グロッスは1922年にロシアを訪問し、数ヶ月滞在した後、独裁的権威の支配に対する反感からドイツ共産党を離党している。(当時、ロシアは1921年のクロンシュタット反乱の鎮圧を経て、ネップによる経済の再建に向かっていたが、党内では分派の禁止や反対者の除名など締め付けが強化され、独裁的傾向がさらに強まっていた。) ただし、グロッスはドイツ共産党との協力関係はその後も維持した。そして、1933年にグロッスはナチスを避けて米国に亡命している。
 ベルメールは、抑圧的な権威に対する反感という点においてグロッスと共通しており、またその交友関係の中でグロッスの思想に触れる機会もあっただろうと思われる。ブルトンとエリュアールの決別の際に、親しかったエリュアールと行動を共にしなかったのは、グロッスとの交友で培った政治感覚が背景にあったのかもしれない。(あくまでも推測である。) そろそろ、Peter Webbの本をじっくり再読する必要がある。

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[メモ: Dolls in YouTube] Bee KANNO

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[音楽] Autumn Tears

 Autumn Tearsは、アメリカのシンフォニック・ゴシックバンド。

2007-11-08
体調悪い

 引き続き購入CDデータ整理

[音楽]

Die Form

Fleur (→ 2006-02-02)  (→ 2007-07-15)

Hexperos

 Hexperosは、GothicaのヴォーカルだったAlessandra SantovitoがFrancesco Forgioneと組んで始めた新プロジェクト。(→ 2007-02-04)

2007-11-07
購入CDのデータ整理

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[音楽]

Black Tape for a Blue Girl

 アメリカのダークウェーブ・バンド。音楽やジャケットアートの洗練されたセンスは、むしろヨーロッパ的。

Collection d'Arnell-Andrea

 フランスのダークウェーブ/ゴシック系バンド。彼らの通常のバンド形態での音楽には、さほど関心はないが、過去作品を室内楽にアレンジした2002年のアコースティック・アルバムがあまりにも素晴らしいので記録しておく。

Stormfagel

 スウェーデンの男女(美女と野獣w)を中心としたユニット。フォークとインダストリアルのキメラとでも言えるような音楽。

The Moon and The Nightspirit

 ハンガリーの男女二人組のペイガン(異教)・フォーク・ユニット。

Lizeta Kalimeri

 Lizeta Kalimeriはギリシャの女性ヴォーカリスト。Antonis Apergisのアルバム"Starry Night"でのヴォーカルが鮮烈だった。

Andreas Georgiou (アンドレアス・ゲオルギオウ)

 ギリシャの作曲家、マルチ楽器奏者。

2007-11-05
疲れが取れん

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[メモ: ベルメール、人形]

「撤退」を「転進」と言うのか

 河出書房新社創業120周年記念出版の『[増補新版]骰子の7の目 シュルレアリスムと画家叢書』の案内。

 「刊行によせて――編集者より」の一節を引用する。

 今回の復刊は、前回12巻・別巻1のうちベスト6巻を選んだ。それに単なる重版ではない。作品はカラーを充実したり、差し替えたりしたうえ、さらに増ページはもとより、年譜、書誌は2006年まで補足、マグリットには下記の特典がつく。当時自己検閲したベルメールの作品やマン・レイの写真、エルンストのコラージュもたくさん紹介している。ド迫力に満ちたリヴァイズド編集だ!

 ここまで言っていたのなら、もはや確信犯と見なすべきだろう。(→2006-06-11 ベルメール画集

 ところで、"UNICA ZÜRN et HANS BELLMER" (Le Réservoir Des Sens, 1992.2.23)という書籍(日本語)には道徳小論の全作品の図版が掲載されている。付されたキャプションも正確である。決してメジャーではないが、日本ではこのような優れた資料が出版されてきた歴史がある。新版『骰子の7の目』シリーズの監修者巖谷國士氏は、この書籍に「ウニカとハンス ― 序にかえて」という文章を寄せており、その存在は当然知っていたはずである。『骰子の7の目』の編集に当たって、こういった文献に少しでも当たっていれば、あの救い難いミス(2006-06-11参照)は防げたはずなのだ。

2007-11-03
疲労困憊

 11/1〜2まで、苫小牧、室蘭、洞爺、伊達に出張。疲れ果てて風邪気味。

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[映画]


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2007年11月
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