雪の結晶のキャンディ入れ

雪の結晶のキャンディ入れ

今回は、容器、それも薄肉部分透かしのある深い容器に取り組んでみました。このようなデザインの鋳物を普通の方法で作ろうとすると湯回り不足になりやすく、私のような素人では、たいていの場合、いわゆるおしゃかになってしまうのですが、ゴム型の特性を利用した日曜鋳物師のための鋳造法を工夫して挑戦してみました。試行錯誤の連続で、デザインの細部についても状況に応じて変更していくという感じでしたが、まずは問題点の抽出ということで、とにかく一つ作品を作り通すことを目指しました。


主な準備

原型の制作

鋳型の制作

鋳造・仕上げ


鋳造法の概要

鋳造法1_鋳造法2

 (1) シリコーンゴムの中子の表面に粘土やポリパテでモデルを作製し、これからシリコーンゴムの外型を型取ります。

 (2) 外型が固まったら、モデルの部分を取り除きます。(断面図)

鋳造法3_鋳造法4

 鋳造。

 (3) 中子を少し浮かせることによって十分な流路を確保した状態で、溶湯を流し込みます。(断面図)

 (4) 鋳型内の溶湯が固まらないうちに、中子を押し込んで余分の溶湯を排出します。(断面図)

モデルと鋳型の製作

中子の制作_雪の結晶の型

プラスチック容器にシリコーンゴムを流して中子を作ります。


厚手のビニールシートを雪の結晶の形にくりぬいて型にしました(結局、使ったのは左側の2種類のみ)。

スーパースカルピーによるモデルの制作_ポリパテによるモデルの補強と修正

[モデルの制作]

中子の上にスーパースカルピーでモデルを作っていきます。

ポリパテを使用してモデルの補強と修正を行いました(スカルピーのモデルでOKなら必要ないでしょう)。

鋳型の制作−>


2001年6月30日公開
日曜日のピューター・クラフト
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