日曜日のピューター・クラフト

家庭で気軽に、金属の彫刻やアクセサリーを作れたら楽しいと思いませんか?
このページでは、美しい銀白色の光沢を持つピューターという金属をつかった鋳物作りを紹介します。

イメージ(イギリスの街角)
イギリスの街角

ピューターショップ。英国の街を歩いていると、繁華街の高級ブティックの間に、小さな鋳芸品を店狭しとばかり並べてある店に出会うことがよくある。おもてには Pewter Shop と美しい文字が書かれ、思わずショウウィンドウの中に見入ってしまう。思いきって店内にはいると、上品な老店主がにこにこしながら、聞くままに話してくれる。これらの美しいピューター鋳物は、イングランド北部地方の言わば民芸品で、地方の人々が家庭内で楽しみに製作したものを、ピューター屋が買い集めてくるのだそうだ。

(藤田忠男:「続・日曜鋳物師のすすめ」,『金属』,1982年6月号掲載)

 これは、『金属』という雑誌に連載された「日曜鋳物師のすすめ」の一節です。偶然この文章に触れて、私もピューター鋳物を作ってみたいと思うようになりました。しかし、この連載で紹介された鋳造のテクニックはかなり本格的なもので、ちょっとやってみようというのにはハードルが高すぎるように思われました。
 このため、しばらく躊躇していたのですが、「とにかく、試行錯誤しながら簡単な方法を見つけていこう」と考えて、ピューター鋳物作りを始めました。

このページでは、確実にできる簡単な方法から始めて、徐々にステップアップしていく過程を紹介していきます。


contents

1.ピューターってなに?   ピューターの特徴や歴史などを調べてみました。

2.ピューター鋳物作り

(1) 自分だけのメダル作り  (鋳物作り教室1998) 子供たちと一緒にメダル作りに挑戦しました。<軟質レンガを彫って鋳型にしました>
(2) レリーフの壁掛け  −油粘土の原型とシリコーンゴム鋳型を使って− 油粘土でレリーフの原型を制作し、シリコーンゴムで型取りをして鋳型としました。
(3) ペーパーウェイトの制作  (鋳物作り教室1999) 子供たちと一緒にペーパーウェイトを制作しました。<石粉粘土で原型を制作し、シリコーンゴムで型取りをしました>
(4) ペーパーウェイトとペーパーナイフ  −フィギュア・ガレージキット用造形素材を使って− 油粘土の原型からポリウレタン樹脂製の二次モデルを作製し、シリコーンゴムで型取りしました。
(5) 砂型鋳造によるアクセサリー作り  (鋳物作り教室2000) 小樽市の木下合金さんの「手作り体験塾」で錫のアクセサリーを制作しました。
(6) 雪の結晶のキャンディ入れ 弾力のあるシリコーンゴム型の特徴を利用して、薄肉部分と透かしのある深い容器を制作しました。
(7) ロストワックス法による鋳造印の制作  (鋳物作り教室2001) 家庭用バーベキュー・コンロを使ったロストワックス法を試み、彫刻付きの鋳造印を制作しました。(暫定公開)

3.ギャラリー   作品展。日曜鋳物師のページのトップページからもリンクしています)

4.自分もやってみようと思われた方へ   安全に作業するための注意事項と資材の調達方法。


2001年10月27日更新
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